10月の米消費者物価指数(CPI)は、連邦政府機関の閉鎖が始まる前に予定されていた13日には発表されなかった。さまざまなウェブサイトから収集した価格データに基づく民間の代替指標によると、10月のインフレは比較的穏やかな水準にとどまったとみられる。CPIに近い数字になることが多いステート・ストリート・グローバル・マーケッツの物価指数「PriceStats(プライススタッツ、季節未調整)」は、10月に前月比0.16%上昇した。9月の上昇率は0.24%。政府が閉鎖前に発表した最後のCPI(季節調整前)は9月分で、前月比0.3%、前年同月比3%それぞれ上昇していた。家賃など住居費(シェルター費)を除いた9月のCPI上昇率は前年同月比2.7%。10月のプライススタッツは、シェルター費を除いたベースで前年同月比2.7%上昇し、2023年10月に記録した過去最高に並んだ。
米インフレ、10月は比較的穏やか=民間データ
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