米アルファベット傘下グーグルは18日、大規模言語モデルの最新版「Gemini(ジェミニ)3」を発表した。米オープンAIが2022年に「チャットGPT」を発表して以降、人工知能(AI)競争で後れを取ってきたが、これをテコに巻き返しを図る。グーグルによると、ジェミニ3はジェミニのアプリの回答精度を上げるほか、AIモードを使ったグーグル検索の回答も改善する。プログラムのコード作成やアプリ開発、画像生成の性能も大幅に向上したという。グーグルは8月、AIモデルをランク付けする公開プラットフォームに画像生成ツール「ナノ・バナナ(Nano Banana)」をアップロードした。数日以内にランキングでトップになり、Xで話題となり、利用者数はグーグルの予想を上回った。発表以降このツールで作成された画像は50億枚を超えるという。
グーグルがジェミニ最新版発表、AI競争で巻き返しへ
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