不動産投資家のリサ・ロスさんはきつい手仕事をするためにやって来た。しかし気付くと濃い紫色のブドウに足首まで漬かっていた。ロスさんは靴を脱ぎ、足を消毒して、みずみずしいブドウでいっぱいの巨大なおけに足を入れた。それから力を込めて足踏みを始めた。「ブドウの冷たい小さな茎がちょっと足のマッサージのようだった」とロスさんは話した。「冷たくて気分がすっきりした」作業は重労働でもあった。ロスさんは義母と手をつないで足踏みした。義母は柔らかくなったブドウで何度も滑った。ブドウ踏みは、ソノマ郡ワイン生産者協会が主催する特別な体験ツアーの一部だった。参加者は、疲れるけれどワクワクするワイン造りの経験に大枚をはたくことをいとわない人々だ。
78万円でワイン造り体験、重労働楽しむ愛好家
カリフォルニア州で開催される「グレープ・キャンプ」では、参加者が夜明けから夕方までワインを飲み、本物のワイン造りを体験
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