ウクライナはトランプ米政権に対し、ロシアとの戦争を終結させるために米国が起草した和平合意に署名する用意があると伝えた。米当局者が明らかにした。ただ、米国とウクライナは外交上の課題が残されていることを示唆しており、ロシアはどう対応するかを検討している。トランプ政権が改めて和平協議の再開を働きかける中、ウクライナとロシアの代表団は25日、アブダビで米陸軍のダン・ドリスコル長官と会談した。当局者によると、ドナルド・トランプ大統領は数日以内に自身の邸宅「マールアラーゴ」での調印にこぎつけるよう、協議の進展に期待を寄せている。ウクライナのルステム・ウメロフ国家安全保障・国防会議書記は25日、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領が数日以内にトランプ氏と直接会談し、最終的な争点について交渉することを望んでいると述べた。当局者によると、領土割譲や北大西洋条約機構(NATO)加盟などの重要な問題は、ゼレンスキー氏とトランプ氏の直接協議に委ねられた。
ウクライナ、戦争終結へ新和平案への署名に前向き
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