米首都ワシントンで州兵のサラ・ベックストロム氏が銃撃されて死亡した事件について、検察当局は、ラーマヌラ・ラカンワル容疑者を第1級殺人罪で訴追する方針を示した。米首都ワシントン(コロンビア特別区)のジャニーン・ピロ連邦検事は28日のFOXニュースのインタビューで「確実にさらに多くの罪状が追加されるが、当初の暴行罪を第1級殺人罪に格上げする」と述べた。米軍のアフガニスタン撤退後に渡米したアフガニスタン国籍のラカンワル容疑者は、26日にホワイトハウス近くで州兵2人が銃撃された後、現場で逮捕された。ピロ氏によると、法執行当局は今回の襲撃に関するより多くの情報を収集するため、全米各地の複数の場所で令状を執行している。「祝日に路上で銃撃が起こることに激しい怒りを覚える。これを行った個人は最も大きな代償を払うことになる」と述べた。