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言葉は頼もしいパートナー。あなたに力や勇気や幸せを与えてくれます。「大人の言い換え力」に磨きをかけて、日常のピンチを華麗に切り抜けたり、果敢に立ち向かったりしましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)
クイズ
出張で上司と新幹線に乗った。予約した席に行ったら、座席前のポケットも床もゴミだらけである。
上司が「ひでぇなあ」とつぶいて、「これ絶対、日本人じゃないよね」と同意を求めてきた。
差別的な発言がその後もしばらく続き、「そういう人だったのか……」と幻滅したが、「あなたが上司で恥ずかしい」とも言えないし、もし言ったら逆上しそうで怖い。どうしたものか?
(A)「そうですね。日本人ならマナーを守りますもんね」と話を合わせる
(B)「まあでも、日本人にもいろんな人がいますからね」と軽く反論
(C)「どうなんでしょうね。どうしてそう思うんですか?」と尋ねてみる
(B)「まあでも、日本人にもいろんな人がいますからね」と軽く反論
(C)「どうなんでしょうね。どうしてそう思うんですか?」と尋ねてみる
正解は……
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C
× (A)「そうですね。日本人ならマナーを守りますもんね」と話を合わせる
△ (B)「まあでも、日本人にもいろんな人がいますからね」と軽く反論
◎ (C)「どうなんでしょうね。どうしてそう思うんですか?」と尋ねてみる
解説
不快な出来事に遭遇した場面で、反射的に「こういうことをするのは日本人じゃない」と決めつけるのは、かなり情けなくて恥ずかしい態度です。この場合も、ゴミを放置していったのが日本人かそうじゃないかはわからないし、そもそもそこは問題ではありません。
Aのように話を合わせたら、激しい自己嫌悪に苛まれるでしょう。Bの反論も、ムキになって「いや、日本人はこんなことしないよ」なんて言ってきたら、さらに不愉快です。
ここは冷静な口調でCの質問をぶつけるのがおすすめ。
もし己の発言の根拠のなさに気づいて言葉に詰まってくれたりしたら、少しだけ溜飲が下がります。ま、実際には偏見まみれの理由を並べる可能性が大ですが、その場合は心の中で存分に笑ってやりましょう。








