「あなたの趣味は何ですか?」面接でこう聞かれたら正直に答えますか?
『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』は、特別な経歴や夢がなかった“普通の就活生”である著者が、1000冊以上の本を読み込み、自分に合った就活メソッドを築き上げ、食品大手を含む22社から内定を獲得した実体験をもとにした、どんな学生でも内定に近づく一冊です。「自己PRで話せることがない」「インターンに参加していない」といった就活に不安を抱く学生と、そっと背中を押したい保護者に読んでほしい就活戦略が満載です。今回は、「あなたの趣味は何ですか?」に対する一瞬で内定をとる人の答え方について著者である「就活マン」こと藤井氏が特別に書き下ろした記事をお届けします。

面接Photo: Adobe Stock

どんな趣味でも正直に答えれば良い

就活生から、「面接で趣味について聞かれたら何を答えれば良いですか?」と質問を受けることがあります。結論、どんな趣味でも正直に答えて問題ありません

なぜなら面接官が趣味を聞くのは、あなたがどんなことに興味があるのか素直に知りたいからです。

よって全然興味ないけどウケが良さそうだと思って、「山登りです」なんて答える必要はありません。(本当に山登りが趣味な人はそう答えましょう!)

ちなみに僕が就活生の時は、趣味を聞かれたら「アニメ」と「一人映画」だと答えてました。

その頃は、まだアニメブームもなかったので、「アニメが趣味=インドア」というイメージを与えていましたが、そんなことは関係ありません。僕はアニメが趣味だということを誇らしく思っていましたから。

このように、どんな趣味でも自分がそれにハマっていれば堂々と答えてください。「趣味」の質問で面接の合否が決まることはほとんどありません。肩の力を抜いて、雑談感覚で話すことをおすすめします。

趣味がない人はどう答えれば良いのか?

一方で、趣味がない人も多いですよね。その場合は、「これと言った趣味がなくて、◯◯さん(面接官)が最近ハマっている趣味はありますか?」と逆質問するのもおすすめです。

面接官が複数いる場合は、「これと言った趣味がなくて、皆さんが最近ハマっている趣味を教えてくれませんか!」と聞いても良いでしょう。

面接はコミュニケーションです。だからこそ「趣味はありません」とだけ答えるよりも、面接官との会話を促すほうが評価に繋がります。

意外と面接の途中で、面接官に逆質問できる人は少ないので、それだけでもコミュニケーション力が高いと思ってもらえるのです。

面接は「試験」だと考えると憂鬱ですが、「面接官とのコミュニケーション・雑談」だと考えると、少しだけ肩の荷がおりますよね。

1人でも多くの就活生が就活に対して前向きになれることを心から祈っています。

(本記事は『ありのままの自分で、内定につながる 脇役さんの就活攻略書』に関連する書き下ろしです