【発想力チェック！】できる小学生には一瞬で解けてしまう、ヒラメキ図形問題【制限時間30秒】

先生：まず、求めたいのは長方形の周の長さだったね？

小学生：うん！

先生：その求めたい周の長さが、さっき印をつけた三角とか四角とか丸で表されるんだ。

小学生：えーっと……丸が4つで、四角が2つ、三角が2つだ。

先生：そうだ！式で表すとこうなる。

長方形の周の長さ＝丸×4＋四角×2＋三角×2

先生：そして、問題文でわかってる長さがあるね。

小学生：あ！ 12cmが丸＋四角で、9cmが丸＋三角だ！

先生：そうだ！つまりこうなる。

12cm＝丸＋四角
9cm＝丸＋三角

このふたつを足すと

21cm＝丸×2＋四角＋三角

になるね。

求めたい周の長さの式は何だった？

小学生：丸×4＋四角×2＋三角×2！あーーーーー！わかった!!!!!

先生：わかったでしょ！

小学生：2倍すればいいんだ！ 21の2倍で、答えは42cmだ！気もちぃぃぃ!!!

先生：大正解!!

（この記事は『たった1日で誰でも開成・灘中の算数入試問題が解けちゃう本』に関する書き下ろし記事です。）

菅藤佑太（すがふじ・ゆうた）
manavigate株式会社取締役／DeNA AIプロダクトマネージャー／株式会社東京産業新聞社取締役
1994年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
中学受験を経て洛星中学に入学。慶應義塾大学卒業後、新卒で有限会社未来検索ブラジルに入社し、2021年にmanavigate株式会社を立ち上げる。
その後、DeNAのAIプロダクトマネージャー兼AIエンジニアとして、「AIで世の中の働きかたを変える」べく奔走している。
また、自身が運営する算数入試問題を解説するYouTubeチャンネル「まなびスクエア」は、開設から1年で登録者数4万人を突破。
2025年10月の時点で874問を解説し、登録者数は8.41万人に達している。

本書の内容