「需要は2カ月だけ」の餅つきイベント
企業はどうやって稼いでいるの?
餅つきイベントとは言いつつも、現場でイチからもち米をついてお餅にするのは時間がかかり、かつ失敗するリスクもあるため、今回はあらかじめ餅つきマシーンで仕上げたお餅を使用するようです。そのお餅を現場に持ち込み、偉い人たちに軽くペッタンペッタンと杵でついてもらって「おめでとうございますっ!」と締めるのが、今回の段取りなんだとか。
ある程度の時間が確定したのでタイミングを見計らい、持参した餅つきマシーンにもち米をセット。お餅はマシーンが勝手についてくれるのであとは完全な待機時間となり、1時間ぐらい社員さん、同僚スキマバイトさんとあれこれおしゃべりをして時間をつぶします。
餅つきイベント業者の社員さん曰く、お餅つきイベントの需要があるのは12月と1月の2カ月間だけだそう。この期間にものすごい量の仕事が来るといいます。
しかも、おめでたい系のお仕事なのでギャラもなかなかいいんだとか。具体的な金額は教えてくださいませんでしたが、スキマバイトバイトが1人だけで十分足りるのに当日、バイトを飛んで来ない事態が発生するリスクも鑑みてバックアップ要員も含めて2人呼ぶというお話を聞いていると、けっこう儲かるお仕事なのだということを察しました。
ちなみにこの餅つきイベント業者さん、餅つきの需要がない時期にはバーベキューやお花見のイベントを仕切って稼いでいるんだとか。いろんな稼ぎ方があるんだなと感心してしまいました。
そんなお話を興味深くうかがっているとあっという間に時間は経ち、パーティーを仕切る社員さんから「そろそろ……」とお声がかかりました。
事前に用意された餅つきイベント用の法被や地下足袋などの衣装を着込み、“餅つき師”的な見た目となった僕ら3人。お餅、臼、杵などの機材を台車に乗せて現場入りします。
今回、僕は臼の中にあるお餅をひっくり返す「返し手」という役を行うことになりました。クールポコでいうところのせんちゃんがやっている仕事ですね。
お餅自体は完成しているので乾燥しないよう、いい感じに水分を与えるのがポイントみたいです。社員さんからは「お餅を杵でつかれたら、とにかく大きな声で『よいしょー!』と景気よく言ってください」と指示をいただきました。







