米労働省が9日発表した12月の雇用統計によると、就業者数(季節調整値)は5万人増となった。失業率は4.4%に低下した。米労働市場が鈍化し「低雇用・低解雇」状態になった2025年を、企業はまずまずの採用ペースで締めくくった。12月の就業者数はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がまとめたエコノミスト予想の7万3000人増、11月改定値の5万6000人増のいずれにも届かなかった。12月は数カ月ぶりに通常の雇用統計が発表された。昨秋は連邦政府閉鎖が長引いて過去最長を更新し、政府機関が6週間にわたりデータを収集できなかったため、多くの主要経済指標の発表が遅れた。昨年は労働需要が著しく鈍化し、企業は人員採用を抑えた。2025年に雇用創出ペースは失速し、賃金の伸びは減速し、失業率は上昇した。昨年の雇用創出の大部分は教育と医療サービスの2分野に集中した。