「5つの要素」を理解すれば、
どんなシーンでもあわてない!

1.時間差・タイミング
 ……いつ、それをすれば喜ばれるか。どれだけ時間をかければ、満足してもらえるか。

 あなたが先輩に「質問」をするとき、
●先輩の「帰りがけ」
 に質問をするのと、
●先輩が出社する「朝一番」

 にするのでは、どちらが気持ちよく答えてもらえるでしょうか。
 正解は「朝一番」です。
 同じ内容の質問でも、タイミング次第では怒りを買い、一方では、やる気を感じてもらうことができます。

2.目線(細かなしぐさ)
 ……目を合わせたほうがいいのか、外したほうがいいのか。

 一般的に「人と話をするときは、相手の目を見る」と言われています。
 ですが、「相手の言いにくいこと」を聞き出すときは、「目線が合わない」ほうがいいときもあります。
 たとえば、食事中に「失敗談」を聞くとき。
「テーブル越しに、目を見て話を聞く」よりも、「横に移動して、目を合わさずに話を聞く」ほうが、安心感を与えることがあります(とくに、恋人など、親しい相手のときは有効)。