欧州連合(EU)のウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長は20日、デンマーク自治領グリーンランドの主権に「交渉の余地はない」と語った。同氏はデンマークを支持しつつ、米国を懐柔するという難しい外交のかじ取りを迫られている。スイス東部ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、北極圏の安全保障について欧州が準備している独自戦略に米国と協力して取り組む意向を示した。「欧州は北極地域の安全保障に全力を尽くす。この点では米国と目標を共有している」とし、「グリーンランドとデンマークの連帯、双方の領土の主権と完全性には交渉の余地がない」と付け加えた。さらに「米国の人々は味方というだけでなく、友人だと考えている」と話した。「われわれが負の連鎖に陥れれば、双方が戦略的な地勢図からまさに締め出そうとしている敵対勢力を後押しするだけだ。われわれの対応は揺るぎなく、団結していて釣り合ったものになる」
欧州委員長、グリーンランド主権「交渉の余地なし」
特集
あなたにおすすめ






