グリーンランドを巡る米国と欧州の対立は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国領土へのロシアの攻撃に対して、米欧の同盟関係を脆弱(ぜいじゃく)にしている。ドイツ軍の最高位幹部の1人が警鐘を鳴らした。ドイツ連邦軍の統合作戦司令部を率いるアレクサンダー・ゾルフランク中将はインタビューで、米国と欧州の対立はNATOの結束を損ない、敵対勢力に対する抑止力を弱める恐れがあると述べた。ゾルフランク氏は「(NATOの)強さは『一人は皆のために、皆は一人のために』という点にある。それが崩れれば、核心となる理念は失われる」と語った。32カ国で構成されていながらも一体となって行動する能力は、NATOの戦略的核心として言及されることも多い。
NATO、グリーンランド問題が対ロ弱点に 独軍高官
グリーンランドの支配権を握ろうとするトランプ大統領の動きはNATOの結束を脅かしている
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