デンマーク自治領グリーンランドの領有を目指すドナルド・トランプ米大統領の発言に対し、欧州連合(EU)議員の間で米国との貿易合意の実施を延期させようとする声が上がっている。だがスコット・ベッセント米財務長官は貿易合意を推進する意向を示した。ベッセント氏はスイス東部ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、「双方にとって非常に良い貿易ディール(取引)を仕上げている最中で、貿易ディールを先に進める計画だ」と話した。トランプ氏は週末に、自国のグリーンランド獲得に賛同しない欧州8カ国への追加関税をちらつかせた。米EUは昨夏、米国産品の関税をゼロにし、EUの大半の輸出品に15%の関税を課すことで合意したが、実施には欧州議会の批准を経る必要がある。フランスのエマニュエル・マクロン大統領がパレスチナ自治区ガザの「平和評議会」に参加しない場合、同国産ワインに最大200%の関税を課す構えも見せている。
米、EUとの貿易合意を推進=ベッセント氏
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