米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る攻防が追い風となりそうな存在がある。中国だ。FRBのジェローム・パウエル議長に対する刑事捜査は、トランプ政権がFRBから金融政策の主導権を奪おうとする試みとして世界的に受け止められている。一部のエコノミストによると、これは米金融システムとドルに対する投資家の信頼を損なう恐れがある。しかも、中国が世界中で人民元の利用を拡大しているさなかに、だ。