「中学受験のために英語の習い事をやめるべき?」→受験のプロのアドバイスが参考になる写真はイメージです Photo:PIXTA

中学受験が終わっても、中学、高校、大学と勉強は続く。中学からは英語学習も始まる。受験後に燃え尽き症候群になってしまう子と、継続して勉強を続けられる子を分けるものは何か。鍵は入試前と、中学入学までの親の働きかけにある。(進学塾VAMOS代表 富永雄輔、構成/ライター 奥田由意)

中学受験を前に
英語を「やめる」か「続ける」か

 中学受験という過酷な戦いを終えた後、多くのご家庭で直面する大きな課題の一つが、中学入学後の英語学習への取り組み方です。

 残念ながら中学入学後、「英語でつまずく子」と、順調に実力を伸ばしていく「伸びる子」が明確に分かれてしまいます。

 近年、小学校からの英語学習はますます一般的になってきています。特に中学受験をするようなご家庭では、幼少期から英語教育を習い事として取り入れているケースがほとんどです。

 私の肌感覚では、中学受験をする人の90%以上の人が、幼稚園を含めて少なくとも1~2年は英語の習い事をやっているのではないかと思います。

 しかし、学年が上がって受験勉強が本格化するに伴い、多くの子どもたちが「受験が忙しいから」という理由で英語学習を一時的にやめてしまいます。「せっかく英語になじんできたのに、受験でブランクが空いてしまうと中学入学後の英語学習が心配だ」と懸念される保護者の方が少なくないかもしれません。

 そうした中、例えば、中学受験の勉強をほどほどにしてでも、英語に力を入れて受験をするという選択肢があっても良いと思います。全てを国算理社の4科目に注ぎ込むのではなく、「偏差値は55程度だけれども、英語は英検2級レベルにしておきたい」というような考えを持つ保護者もいるのです。