「冬太り」も気になる方が多いのではないでしょうか。40代以降は代謝が落ちる上に、冬は運動量が減って、さらに間食や夜食など「口に入るものの総量」が増えがちです。その対策として役立つのがりんごです。

 りんごには消化に時間がかかる水溶性食物繊維(ペクチン)が豊富に含まれていて、食べると「腹持ち」しやすいことが強みです。

 15〜16時の間食に「1個〜半個」と決めて食べるのが効果的。小腹がすく時間にりんごを食べると、満足感が出やすく、夕方の集中力も落ちにくくなります。

 一方で「食事のかわりにりんご1個だけ」というような食べ方は、結局お腹が減って、食事の時間以外にスナック菓子や菓子パンなど、手軽に食べられるものに手が伸びてしまいがちなので、避けたほうが無難です。

 皮には食物繊維が凝縮されて含まれているので、よく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。

乾燥プルーンの“甘み”には意外な働きが
初めての場合は食べる時間帯に注意

 冬は寒さで活動量が落ち、水分摂取も減って、腸の動きが止まりやすい季節。ここで役に立つ果物が、乾燥プルーンです。

 プルーンには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、腸の働きを活発にしたり、便を柔らかくする効果があります。

 また、プルーンに含まれる「ソルビトール」という天然の甘味料は、大腸の水分吸収を抑えて、便の水分量を増やす働きがあります。

 まずは、朝〜昼に2〜3粒から始めましょう。いきなり量を増やすと、お腹が張ったり、ゆるくなったりする場合があるため、少量で体の反応を見るのがコツです。夜にまとめて食べると、慣れないうちは、お腹の違和感が出て睡眠の邪魔になる可能性があるので、避けた方が無難です。

 また、食物繊維は水とセットで働くので、プルーンを食べる日は、普段飲む水の量にコップ1杯分を足すとよいでしょう。

 生のプルーンも食物繊維を含みますが、乾燥プルーンの方が水分が減る分、同じ重量あたりの食物繊維は多くなります。生のプルーンは夏〜秋が旬なので、冬は通年手に入る乾燥プルーンを活用するとよいでしょう。

 改善したい症状に合わせて定期的に取り入れる果物を選び、食べる時間も決めておく。それだけで、冬の不調が少し楽になるかもしれません。