「友達の受験結果を聞いてバカにした子が…」中学受験シーズンのケンカの結末に“絶望”【マンガ】『ギャグ漫画家の母が初めて中受伴走をしてみたら』りえ太郎

漫画家として活躍するりえ太郎さんは、2025年2月に子ども(マンガに登場するさいくん・鉄道少年のさいくんはクイズ番組やバラエティ番組などに出演)の中学受験を経験。2025年2月1日の中学受験当日までの親子の戦いをマンガ『ギャグ漫画家の母が初めて中受伴走をしてみたら』(幻冬舎)から抜粋して連載形式で紹介します。今回はりえ太郎さんに受験をしようと思ったきっかけや、受験準備の心構えを聞きました。

からかわれても「鉄道好き」、目が輝いた瞬間とは?

――中学受験しようと思ったきっかけを教えてください。

 息子は小さいころから鉄道が好きでしたが、同じ熱量で話せる友達が周囲にあまりおらず、学校では鉄道の話をしないように気を使っている様子を見ていました。時にはその「好き」をからかわれたりすることもあり、胸を痛めました。

 それでも本人は鉄道が好きな気持ちを手放すことなく、図鑑や資料を読み込んだり路線図を模写したり自分の世界を深めていきました。

 その姿を見て、親として好きなことを思い切り語れないことで少し窮屈そうに思える息子に、知りたいことを友達ととことん掘り下げたり、同じ価値観を持つ仲間のいる環境を見せてあげたい――。

 そう思って、中高一貫校の学園祭へ連れていきました。「鉄道研究部」でのびのびと好きなことを楽しむ先輩たちの姿を見て、息子の目がキラキラ輝きました。親子で憧れを抱いて中学受験に向けて動き出しました。

――いつから準備を始めましたか?

 夫は中学受験の経験者で「4年生からでも十分間に合う」という考えでした。そのため、低学年からは無理に受験モードにせず、子どものペースに任せる、というスタンスでした。

 一方で、私は低学年から入塾しているご家庭のブログや佐藤ママ(4人の子どもが東大合格したことで知られる佐藤亮子さん)の本などを読むうちに、「計算は鍛えれば鍛えるだけ良い、漢字は早ければ早い方がいい」などと少なからず影響を受けていました。

「早く始めた方がいいのではないか」「出遅れてしまうのではないか」という気持ちが少なからずあったと思います。

 夫は「好きにすれば」という距離感でしたが、最終的に低学年の塾は週に1度、習い事感覚で通う形を選びました。運動系の習い事も並行しながら、勉強と運動のバランスを崩さないことを意識しました。

『ギャグ漫画家の母が初めて中受伴走をしてみたら』りえ太郎『ギャグ漫画家の母が初めて中受伴走をしてみたら』りえ太郎
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