「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの小川晶子さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)
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座る力が足りない
小学校に入学したら、一定の時間正しい姿勢で座っていることが必要になる。
子どもにとってこれは大変なことだ。
正しく座るためには、体幹がしっかりしていないといけない。
参観日に様子を見ると、小学校低学年のクラスはちゃんと座れていない子がけっこういる。
体が斜めになっていたり、足を投げ出していたり組んでいたり。
子どもたちの座る力が下がっているそうである。
実は3年生になる私の息子も、体幹が弱く、落ち着きがないのもあっていまだにちゃんと座れていない。
正しい姿勢は集中力につながる。疲れにくく、動きがシンプルになるのでトラブルも減る。ちゃんと座れていない息子は、字もきれいに書くことができないし、給食もよくこぼしてしまう。先生にもよく指摘をされている。
もっと小さいうちから座る力をつけておけばよかった…とよく思う。
イラストで視覚的に「正しい姿勢」を理解
小学校入学前後に知っておきたいルールや良い習慣を学べる本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』の中に、「ただしいしせいですわろう」というページがある。
かわいいイラストで正しい座り方が紹介されている。言葉で説明するより、視覚的に理解させたほうがわかりやすい。
『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用拡大画像表示
・いすの うしろに せなかを ぴったり つけよう。
・あしの うらは ゆかに つけよう。
・おなかは つくえから すこし はなそう。
・あしを くんだり ぶらぶら ゆらしたり しない。
息子にこのページを見せながら「ゾウさんみたいに座れているかな?」と聞くと「ムムム」とやや悔しそうだった。自覚はあるのである。
気をつけていても姿勢が崩れてしまうので、繰り返し直していくしかない。正しく座れているときは褒めながら。
本書の「おうちの方へ」のメッセージにあるように、座った姿を鏡に映して子ども自身にチェックさせるのも良さそうだ。
また、「大人の手本に大きく影響を受ける時期なので、日ごろから親がよい姿勢を見せてあげることも大切です」とあるのを読んで、私自身の背筋も伸びる。
親子ともども、姿勢に気を付けたいと思った。
そのほか、本書にはイラストで学べるさまざまな良い習慣が載っている。親子でめくってみてはいかがだろうか。









