「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中からおやくそくの一つとして取り上げられている「火事が起きたときの逃げ方」について取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【生死を分ける】親が子どもに“火事が起きたとき”のために教えておくべきことPhoto: Adobe Stock

子どもが一人でいるときに火事になったらどうする?

冬は、特に火事が多い季節である。
空気が乾燥し、暖房器具や火を使う機会が増えることで、ちょっとした不注意が大きな事故につながりやすくなる。

もし家に子どもが一人でいるとき、火事が起きてしまったらどうすればいいのだろうか。
突然、焦げたにおいがしたり、煙が見えたり、火災報知器が鳴り出したりしたら。
それだけで、大人でも頭が真っ白になってしまう。

大人でさえ、想定外の出来事が起きると混乱してしまうのだから、子どもにとってはなおさらだ。
「どうしよう」「何からすればいいの?」と不安になり、動けなくなってしまうかもしれない。

火事のときの逃げ方を知っておこう

不測の事態には、事前の準備が必要不可欠である。小学校入学前後に身につけておきたい93のおやくそくを紹介した『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』の中には「かじになったときはこうやってにげよう」という項目がある。

【生死を分ける】親が子どもに“火事が起きたとき”のために教えておくべきこと『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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①「かじだ!」と さけんで まわりの ひとに しらせる。

②けむりを すわないように ハンカチで はなと くちを ふさぐ。

③エレベーターは つかわず かいだんで おりる。

④したに いけないときは おくじょうに にげる。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.93)

『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』では、火事が起きたときにどのように逃げればいいのかが解説されている。

保護者向けには、「火事が起きたときの逃げ方を子どもに説明しましょう。説明したあと、子ども自身に繰り返してもらい、しっかり理解できたか確認してください」とある。

火事は、いつ、どこで起きるのか、誰にも予測することはできない。
だからこそ、日常の中であらかじめ「もしも」のときの行動を親子で話し合い、共有しておくことが大切である。