つみたて投資枠メインの人もいれば、成長投資枠のみの人も!
ザイ読者3名のNISA資産の中身をチェック!

 ここからは、ザイ読者3名のNISA活用事例を紹介しよう。1人目の読者は、米国株のインデックス投信に投資し、2年で540万円投資して763万円(評価額)まで増やしたとっしーさん(50代・会社員)だ。

 米国株で資産を増やした個人投資家のたぱぞうさんが、「米国株は過去40年間で年平均7~8%成長している」と語っている記事を読み、米国株に注目したというとっしーさん。「NISAのつみたて投資枠では『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を毎月10万円積み立てています。成長投資枠でも、同じ投信を月5万円積立中です(2024年は年初一括投資)」。

 2024年の運用開始以降、NISA資産は40%以上も増加したというからスゴイ。成績好調を受けて、当面はこのままの投資を続ける予定だという。

 続いて紹介する読者は、つみたて投資枠でも“ほぼ年初一括投資”を実践し、1年で投資額360万円を403万円(評価額)まで増やしたおばQさん(50代・会社員)だ。

 2025年1月からNISA口座で投資を開始したというおばQさん。つみたて投資枠は、米国のテック株に投資する「iFreeNEXT FANG+インデックス」で埋めているという。「ボーナス増額を利用し、2025年1月に約119万円、2月以降は毎月100円を積立てる“ほぼ年初一括”投資をしました。月平準で積立するよりも、年初にまとめて投資したほうがリターン率が高い、というデータで判断したためです」とのこと。

 全世界株型やS&P500も検討したというが、「リスクを許容できるならトータルリターンが一番高い投信が良いと思い、FANG+を選択」したという。ちなみに、成長投資枠ではFANG+に110万円、米国高配当株型投信に130万円、やはり年初に一括投資をしている。

 とはいえ、一括投資は高値掴みのリスクもある。「実際、2025年4月のトランプ・ショック時には、マイナス25%ほどの含み損に見舞われました。一時的な下落と予想したことや、老後資金のために売却しないと決めていることもあって持ちこたえましたが、胃が痛い日々を経験しました。それを教訓に、今年は毎月積立にするつもりです」

 次なる候補としては、信託報酬が安い米国の超大型グロース株トップ10に投資する「ニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンド〈購入・換金手数料なし〉」あたりも検討中だという。

 最後に紹介する読者は、つみたて投資枠は使わず、成長投資枠だけを活用して高配当株の個別銘柄に投資し、投資額337万円を406万円(評価額)まで増やしたむささび堂さん(60代・退職済)だ。

 むささび堂さんは還暦を過ぎており「長期積立の時期は過ぎた」との考えから、つみたて投資枠は未利用。成長投資枠で日本の高配当株に投資している。銘柄は「配当利回り3.7%以上」という条件をベースに「PBR1倍割れ」「自己資本比率が高め」「有利子負債が少なめ」という観点も加えて選択。「2025年のNISAでの配当収入は約9万円。今年は16万円を目指します」

 さて、ここまで三者三様のNISA活用術を紹介してきた。「ダイヤモンド・ザイ」2026年3月号の別冊付録「みんなはNISAどう使ってる?“生の声”から学ぶ!2026年【NISA運用ガイド】」では、ほかにも読者21人のNISA活用術を公開しているので、併せてチェックしてみてほしい!

本記事は、ダイヤモンド・ザイ3月号の内容紹介を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で運営しているものではありません。投資は自己責任において行ってください。