ロバート・リーツさんがこれまでに行った最高の投資は、2021年に高校の投資大会に参加したときの株取引だ。株式市場のシミュレーターで1カ月のリターンを競う大会で、リーツさんは可能な限りリスクが高い投資の一つとして、偽物のお金で10万ドルをゲームストップの株とオプションに投じた。約2000%のリターンを上げて優勝したが、残念ながら賞金はなかった。「(シミュレーターが)非常にリスクの高い投資判断を奨励した感じだった」。ニューヨーク市の大学生で現在20歳のリーツさんはそう話した。「私の初めての投資は要するにギャンブルだった」本物の投資を始める前に模擬ポートフォリオの管理を経験する若者が増えている。ウィブルというプラットフォームでは、模擬取引を行うZ世代のユーザーの割合が2025年に約11%となり、22年から2倍以上になった。