イスラエル軍は26日、パレスチナ自治区ガザに残されていた最後の人質の遺体を収容したと発表した。これにより、エジプトとの境界にあるガザ唯一の検問所を再開する道が開かれ、不安定な和平計画の進展を妨げていた障害が取り除かれた。収容されたのは、イスラム組織ハマスの急襲で殺害され、ガザに運び去られていたラン・グビリさんの遺体。数カ月にわたる捜索活動をへて身元が確認された。これに先立ち、イスラエル政府は25日遅く、警察官だったグビリさんの遺体が埋葬のためにイスラエルに戻り次第、パレスチナ人がガザに出入りする唯一の手段であるラファ検問所を再開する方針を表明していた。グビリさんの遺体返還とラファ検問所の再開は、米国主導の和平計画の第1段階における極めて重要な要件だった。第2段階では、ハマスの武装解除に加えて、イスラエル軍がガザの大部分から撤退することが求められているが、ハマスは武装解除に抵抗している。
イスラエル、ガザ検問所を再開へ 最後の人質遺体を収容
米国主導の和平計画が前進する見込み
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