北京在住のコンテンツクリエイター、ヤン・シンユーさん(35)は、中国テック企業の小米(シャオミ)が電気自動車(EV)工場の無料見学ツアーを実施すると聞き、何もかも放り出してチケットに応募した。当たる確率は高くなかった。小米は昨年1月、北京郊外の高度に自動化された工場を一般公開するため、オンライン抽選を開始した。すると地元住民や観光客がチケットを求めて殺到した。さらにソーシャルメディアでその話題が拡散された。完璧なシャッターチャンスを求めるインフルエンサーと、ロボットが活躍する組み立てラインを子どもたちに見せてテック分野のキャリアを目指すきっかけにしたい教育ママが競い合った。12月と1月に行われる約200回のツアーに10万人以上が応募した。一部の難関大学よりもこのEV工場に入るのは困難だった。
中国の教育ママ、工場見学ツアー巡り争奪戦
小米のオンライン抽選に保護者・インフルエンサー・車好きが殺到
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