米国の主要な貿易相手国は、予測不能で取引(ディール)を優先するトランプ政権に苦しんだことで、長年にわたる米国依存を減らすため、中国に対する姿勢を見直し始めている。カナダから欧州諸国、韓国に至るまで、第2次世界大戦後の米国の同盟諸国は現在、世界中で米国に代わる市場を探している。中国の経済的・軍事的影響力や米国の報復リスクを懸念しながらも、米国に次ぐ世界第2位の経済大国である中国との関係強化を検討している国もある。ドナルド・トランプ米大統領は24日、カナダが中国と「取引をする」場合、カナダ製品に100%の関税を課すと警告した。これは、世界の中堅国の多くが「悪い選択肢」だと分かっていながら、それを選ばざるを得ない状況に一段と追い込まれていることを物語っている。