やるべきことがあるのに、ついスマホでダラダラして動けない。気づいたら何時間も経っていて、「私、一体何やってたんだろう……」と後悔することはありませんか?
累計500万ダウンロードを突破したアプリ「集中」の開発者で、新刊『脱スマホ術 ──「何もせず1日が終わった」がなくなる』の著者戸田大介さんに、スマホで溶かす時間を減らし、やりたいことに時間を充てるための秘策を聞きました。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

スマホ時間は一生で14年。みんなやる“無意味な”対策Photo: Adobe Stock

スマホ時間の6%が変われば、日本一むずかしい試験にも受かる

――動画やSNSをハシゴして、気づけば深夜……こんなことはやめたいと、いつも後悔しています。

戸田大介(以下、戸田):誰にでもあることですよね。でも、「時間を有意義に使いたい」「新しいことを始めたい」という人にとって、スマホ時間が長いという事実を、むしろ前向きに捉えてほしいと思ってこの本を書きました。

――前向き、ですか?

戸田:スマホ時間はほかの時間とちがって、すごく有効活用しやすいんです。仕事の時間は会社の都合もあって簡単には減らせません。睡眠時間は削れない時間です。でも、スマホを見ている時間は自分の行動ひとつで、「他のこと」に充てられます。

 しかも、その時間は私たちがイメージするよりずっと長い。平均的な人は1日に5時間もスマホを見ています。単純計算すると、人生で14年以上もスマホを見ていることになりますからね。人生でこれほど有効活用の余地が大きい時間はありません。

――14年……!

スマホ時間は一生で14年。みんなやる“無意味な”対策1日5時間スマホを見ると、人生で14年以上、スマホを見ることになる。

戸田:例えば、日本で一番難しい試験と言われている司法試験ですが、合格に必要な時間は8,000時間と言われています。スマホ時間のわずか「6%」を勉強に充てるだけで、8,000時間になります。

 今、なんとなくスマホを見ている時間が多い人ほど、何か有意義なことを始めて、大きな結果を出せる余地があるとも言えます。

 実際に、弊社が開発した「集中」というアプリのユーザーの方からは、「司法試験に合格しました」「海外の大学院に進学しました」という報告もいただいています。これは理屈ではなくて、実際に人々の現実を変えた方法です。