ドナルド・トランプ米大統領は数カ月にわたり、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長を誰にするか決めたと述べてきた。しかし発表がないまま週を重ねるごとに、選考プロセスに詳しい関係者の間では、4人の最終候補のいずれもがトランプ氏の要求を完全に満たしていないのではないかと疑う声も出ている。問題はトランプ氏が存在しないかもしれないものを求めていることだ。それは、ウォール街と同氏の同僚から十分な信頼を得つつ、利下げという同氏の要求を実現できる新議長だ。スコット・ベッセント財務長官が人選を担当しており、自身を候補から外した後、トランプ氏に4人の最終候補を提示した。ケビン・ウォーシュ元FRB理事、トランプ氏が2020年に理事に指名したクリストファー・ウォラー現FRB理事、米資産運用大手ブラックロックの上級幹部であるリック・リーダー氏、そしてケビン・ハセット国家経済会議(NEC)委員長だ。
次期FRB議長候補の4人、トランプ氏の理想に届かず
問題はトランプ氏が存在しないかもしれないものを求めていることだ
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