「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中から「不審者対策」について取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【生死を分ける】子どもが「不審者に遭わない」ために最低限教えておきたい・4つのルールPhoto: Adobe Stock

「不審者」はいつ、どこであらわれるのかわからない。

小学生のとき、スーパーの店内の死角で突然、体を触られたことがある。あまりに急な出来事で、こわくて声も出ず、どう逃げればいいのかもわからなかった。その記憶は、大人になった今でも鮮明に残っており、思い出すたびに苦い気持ちになる。

小学生になると、子どもは一人で登下校をするようになる。もし途中で何かが起きてしまったとしても、その場で判断し、行動しなければならないのは子ども自身だ。

「もし、登下校中に不審者に遭ってしまったら……?」

考えたくはないが、万が一の事態に備え、子ども自身が自分を守るための対策を、あらかじめ教えておかなければならない。

「不審者対策」で教えておきたい4つのルール

小学校入学前後に身につけておきたい93のおやくそくを紹介した『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』の中には「じぶんでじぶんをまもろう」という項目があり、不審者対策のための4つのルールが紹介されている。

【生死を分ける】子どもが「不審者に遭わない」ために最低限教えておきたい・4つのルール『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用
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①しらないひとから おかしを もらわない。
②がっこうが おわったら まっすぐ いえに かえる。
③ともだちと いっしょに あんぜんで ひろい みちを とおる。
④だれと どこに いるかを おうちの ひとに かならず しらせる。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.101)

さらに、保護者向けにはこのように解説されている。

「子どもには大人の頼みを拒否できないという特性があります。大人の頼みも断っていいのだと教えてあげてください。」
(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.101)

「知らない人から『お菓子をあげるから一緒に遊ぼう』と言われたら、どうする?」
そんな問いかけから、親子で「不審者対策」について話してみるのはいかがだろうか。