海上交通の要衝であるホルムズ海峡で3日未明、イランの武装艇6隻が米船籍の石油タンカーに接近し、航行停止を命じた。米国がイラン攻撃の可能性に備えて中東地域で戦力を増強する中、イラン側の挑発的な動きだ。海上警備会社バンガード・テックは顧客向けメモで、50口径機関銃を装備したイラン艇6隻がホルムズ海峡に入った米国のタンカーに接近し、エンジンを停止して臨検に備えるよう命じたと伝えた。だが、タンカーはこれに従わずに速度を上げ、後に米軍艦に護衛された。米当局者は、イラン武装艇が米船籍の船舶を停止させようとしたこと、および同船舶が安全な場所まで護衛されたことを認めた。これとは別に、イラン当局者は3日、米国のスティーブ・ウィットコフ中東担当特使とドナルド・トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏とトルコで6日に開催する見通しだった高官協議について、離脱をちらつかせた。事情に詳しい関係者が明らかにした。