「周辺に引きこもりがいる」が30%超
さらに“高齢化”も明確に

 まず、「回答者の周辺におけるひきこもりの方の有無」について聞いたところ、「回答者自身または家族がひきこもりの状態である」は5.5%。「近所の人、親戚・知人の中にひきこもりの状態の人がいる」と答えた人も23.7%で、いずれにも当てはまるという2.3%を含めると、31.5%に上ることがわかった。

 また、「回答者自身または家族がひきこもりの状態」という当事者の年齢を見ると、20歳代が37.8%、30歳代が31.1%と多かったものの、40歳代が17.8%、50歳代以上も13.3%と、40代以上が3割超を占め、高年齢化の傾向がくっきりと浮かび上がった。

 そうした当事者のうち、「人づきあいが苦手である」と感じている人は、62.2%。「悩みや困りごとを相談できる家族や知人がいない」人は、26.7%もいた。そして、35.5%が「自宅、自室以外に安心できる居場所がない」と感じていた。

引きこもり支援機関の存在が
ほとんど知られていない実態

 一方、すべての対象者に、「ひきこもり」に関する社会資源(支援機関)を知っているかどうかについて聞いたところ、「民生委員・児童委員」(61.0%)、「町田市保健所」(53.9%)、「ハローワークの若年者支援」(53.3%)などは半数を超えていた。

 しかし、「地域若者サポートステーション」(6.4%)や、「東京都ひきこもりサポートネット」(9.1%)、「子ども・若者を支援するNPO等の民間団体・民間のカウンセラー」(17.7%)などは、ほとんど認知されていない実態も明らかになった。