➌受験で使える「ピラミッド」の作り方
受験の記述問題や面接で、この構造をどう活かせばいいのでしょうか? 親子で練習できるシンプルなステップをご紹介します。
ステップ1:まず頂点(結論)を決める
「私は◯◯だと思います」「答えは◯◯です」と、最初に言い切ります。これが「結論ファースト」です。
ステップ2:土台(根拠)を「3つ」用意する
ここが「氷山の下」を作る作業です。結論を言ったあとに、「理由は3つあります」と続けてみましょう。
●「第一に、~だからです」
●「第二に、~という側面があるからです」
●「第三に、~とも考えられるからです」
●「第二に、~という側面があるからです」
●「第三に、~とも考えられるからです」
このように、結論という屋根を複数の柱(根拠)で支えるイメージを持つだけで、解答の説得力(キレ)は劇的に増します。一つだけの理由では「たまたまそう思っただけでは?」と思われがちですが、複数の視点から支えることで「論理的だ」と評価されるのです。
❹親子でできる「論理力」トレーニング
この「ピラミッド構造」は、机の上の勉強だけでなく、日常会話で鍛えることができます。お子さんが何かを話したとき、あるいはニュースを見て意見を言ったとき、親御さんはぜひこう問いかけてあげてください。
「なるほど、そう思うんだね。その理由はなに?」
「具体的にはどういうこと?」
「具体的にはどういうこと?」
「なぜ?(Why)」と「具体的には?(For example)」という問いかけこそが、ピラミッドの土台を強固にする魔法の言葉です。
「結論・根拠・事実」の三角形を意識しよう
「ピラミッド構造」とは、相手に自分の考えを100%理解してもらうための「思いやりの技術」でもあります。
●結論ファースト(頂点):相手に「今から何について話すか」を明確にする。
●根拠と事実(土台):相手に「なぜそう言えるのか」を納得させる。
●根拠と事実(土台):相手に「なぜそう言えるのか」を納得させる。
この構造を意識するだけで、小論文の構成は迷わなくなり、面接での受け答えは驚くほどスムーズになります。ぜひ今日から、会話の中で「結論・根拠・事実」の三角形を意識してみてください。それは受験だけでなく、社会に出てからも一生役立つ「最強の武器」になるはずです。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。









