「キレイになって、人生を変えたい」
「いろいろ試したけれど、続かない。結果も出ない」

――変わりたいのに、変われない。
そんなモヤモヤを抱えている人は、きっと少なくありません。
でも、春はもうすぐそこ。
立ち止まったままでいるのは、もったいない!
そこで今回は、美しいくびれづくりのエキスパートとして支持を集めるtsuki(ツキ)さんに、ご自身の体が変わったプロセスと、お腹やせに役立つワークについて伺いました。
読めばきっと、「今日から何をすればいいのか」が見えてくるはずです。
※ワーク・画像は書籍『くびれヨガ』(ダイヤモンド社刊)より抜粋
構成:依田則子 写真:榊智朗

【くびれづくりのエキスパートが教える】メリハリボディがほしかったらやってみて。私が成功した3つのシンプル習慣

ずんどう体型から、メリハリボディへ。tsukiさんが“最初にやったこと”とは?

 ――今のtsukiさんは、すらっとしているのに、ちゃんと立体感のある体型です。どうしたら、そんなボディラインになれるのでしょうか?

 tsuki:ありがとうございます。でも、じつは昔の私は、まるで別人でした。

 ひどい猫背で、くびれはゼロ。
 お尻は平らで、反り腰。お腹はぽっこり。

 ある日、友人が撮ってくれた“後ろ姿の写真”を見て、言葉を失いました。

【くびれづくりのエキスパートが教える】メリハリボディがほしかったらやってみて。私が成功した3つのシンプル習慣

 写っていたのは、猫背で、くびれのない、いわゆる「ずんどう体型」。

 ちょうどヨガ講師として活動を始めた頃だったので、
「この体型で、人前に立っていいのかな」
「説得力がないんじゃないかな」
 そんな不安でいっぱいでした。

腹筋をがんばったら、なぜか“くびれ消失”

 そこから私は、とにかく必死でした。

 食事量を減らすダイエット。
 ジムに通って、腹筋、とくに腹斜筋を重点的にトレーニング。
 脚にもどんどん負荷をかけました。

 でも、結果はまったくの逆。
 体は細くなるどころか、四角くなっていったんです。

 お腹の外側ばかりが発達し、くびれはさらに消失。
 脚は張り、理想の体型からどんどん遠ざかっていきました。

「頑張っているのに、逆効果」。
 これ、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

憧れの体を観察して、見えてきた“ある共通点”

「何かが、根本的に違う」
 そう感じた私は、“美しい体の共通点”を徹底的に観察することにしました。

 K-POPアイドルの、しなやかなウエスト。
 マーメイドドレスを着こなす、ハリウッド女優の体。

 そこで気づいたのが、ウエストとヒップの差が、25~30cmあるという事実です。
 比率にすると、ウエスト7:ヒップ10。いわゆる「黄金比」。

 ただ細いだけではなく、前も横も後ろも、立体感のある“砂時計型”。

「これは、生まれつきじゃない」
「つくれるはず」

 そう思い、自分の体を実験台に、試行錯誤を始めました。

まずやったのは、「自分の体を知る」こと

 ――具体的には、どんなことから?

 tsuki:いちばん最初は、自己分析です。

 骨格診断を受けてみると、私は骨太で、肩幅が広く、骨盤もしっかりしたタイプ。
 つまり、何もしなければ、くびれが出にくい体。

 だからこそ、「とにかく頑張る」ではなく、体の仕組みに合った方法が必要だと気づいたんです。

美しいラインをつくる最短ルートは「3ステップ」

 多くの方の体を見てきて、はっきり分かったことがあります。
 それは、硬い体のまま鍛えても、形は変わらないということ。

 私がたどり着いた答えは、とてもシンプルでした。

① ほぐす
② 呼吸
③ 筋肉でクセづけ

 まず緩めて、骨格を正しい位置へ。
 次に、呼吸でお腹の深層筋を目覚めさせる。
 最後に、筋肉でその状態を固定する。

 この順番こそが、遠回りしない、ボディメイクの近道でした。

気づけば、メリハリのある「3Dボディ」に

 ――最初から「くびれ」を狙っていたのでしょうか?

 tsuki:じつは、そこまで意識していませんでした。

 目指したのは、外側はしなやかで、内側にしっかり軸のある体。
 そのために、お腹の内側と外側、背中、お尻をバランスよく鍛えることを意識しました。

 すると、体ははっきり変わり始めたんです。

<Before>
 ウエスト:78cm
 ヒップ:90cm
 差:12cm

<After>
 ウエスト:58cm
 ヒップ:88cm
 差:30cm

【くびれづくりのエキスパートが教える】メリハリボディがほしかったらやってみて。私が成功した3つのシンプル習慣

 鏡を見るのが、楽しみに変わりました。
 お腹には縦ライン。
 お尻には、自然な丸み。

「体って、ちゃんと応えてくれるんだ」
 そう実感した瞬間でした。

「くびれヨガ」は、ここから生まれた

 この体験をSNSで発信し始めると、こんな声が本当にたくさん届くようになりました。

「お腹だけ痩せない」
「何をしても、くびれができない」

 それなら、この経験を“お腹・くびれに特化したメソッド”として形にしよう。

 そうして生まれたのが、「くびれヨガ」です。

まずは1分。朝と夜の「くびれる呼吸法」

 ――最後に、ウェブ読者の方へ。ご自宅でできるワークを教えてください。

 tsuki:本の中でもいちばん大切にしているのが、「くびれる呼吸法」です。
 細く、長く吐ききることで、お腹の深層筋が自然と目覚めます。

 たった1分。
 お腹・背中・お尻まで、まとめて使えるのが特徴です。

 私は、朝は目覚めてすぐ。夜はベッドの上で。
 続けやすいことも、何より大事ですね。

 実践方法は、ぜひ次の画像を見ながら試してみてください(※画像は書籍『くびれヨガ』より)。

【くびれづくりのエキスパートが教える】メリハリボディがほしかったらやってみて。私が成功した3つのシンプル習慣
【くびれづくりのエキスパートが教える】メリハリボディがほしかったらやってみて。私が成功した3つのシンプル習慣

◎「くびれる呼吸法」のワーク

【手順1】
◆あおむけでひざを立て、肋骨に手を添える。鼻から3秒かけて吸い、肋骨を360度ふくらませる

【手順2】
◆肋骨を内側に引き込みながら、6秒かけて口から細く長く吐ききる

【手順3】
◆8回繰り返す(約1分)

※慣れたら「4秒吸って、7~8秒吐く」

 新刊『くびれヨガ』では、動画付きでさらに詳しく解説。
・スキマ時間でできる「くびれる呼吸法」
・くびれと美姿勢を同時につくる20分ショートレッスン
・お腹やせ最短ルートのプランク など
 体型の悩みを手放し、自分の体をデザインする習慣として、ぜひ取り入れてみてください。

tsuki(ツキ)
ヨガライフスタイリスト/パーソナルトレーナー
SNS総フォロワー65万人。Instagramフォロワー22万人。オンラインヨガコミュニティを主宰。「くびれる肋骨締め呼吸」の動画は一本で2500万回以上再生され、くびれ・姿勢改善メソッドの発信で注目を集める。「くびれヨガ」の再生数は累計1億回を超える。
10代でヨガに出合うも、当時はひどい猫背・くびれのない体形に悩み、自己流の運動やダイエットでも効果が出ない時期を経験。骨格診断では「くびれができにくい骨格」と言われ、理想の体形を諦めかけたことも。
そこから一念発起し、ニューヨークでヨガ国際資格を取得。さらに最新の運動生理学・解剖学を学び直し、実際に悩みを抱える女性たちと向き合うなかで、女性らしい体のラインを無理なくつくる独自の「肋骨締め呼吸」と姿勢改善メソッドを考案。自身も実践を重ね、くびれも姿勢も大きく改善。その経験から「体形は変えられる」と実感する。
現在は、サステナブルアクティブウェアブランド「iM」を立ち上げ、企業・学校・メディア出演・イベント出演など多方面で活躍中。大手フィットネスクラブでは年間700本以上のレッスンを行い、指導歴13年(2026年現在)の講師として活動中。「くびれができない」「姿勢が悪い」「呼吸が浅い」と悩む女性の共感を集め、多くの支持を得ている。RYT500 全米ヨガアライアンス、kids yoga (teens yoga) YogaEd.プロフェッショナルインスティテュート2、NESTA-PFT 全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー、フィットネスニュートリションスペシャリストの資格を取得している。

https://www.instagram.com/tsukiyoga/