「キレイになって、人生を変えたい」
「いろいろ試したけれど、続かない。結果も出ない」
――変わりたいのに、変われない。
そんなモヤモヤを抱えている人は、きっと少なくありません。
でも、春はもうすぐそこ。
立ち止まったままでいるのは、もったいない!
そこで今回は、美しいくびれづくりのエキスパートとして支持を集めるtsuki(ツキ)さんに、ご自身の体が変わったプロセスと、お腹やせに役立つワークについて伺いました。
読めばきっと、「今日から何をすればいいのか」が見えてくるはずです。
※ワーク・画像は書籍『くびれヨガ』(ダイヤモンド社刊)より抜粋
構成:依田則子 写真:榊智朗

ずんどう体型から、メリハリボディへ。tsukiさんが“最初にやったこと”とは?
――今のtsukiさんは、すらっとしているのに、ちゃんと立体感のある体型です。どうしたら、そんなボディラインになれるのでしょうか?
tsuki:ありがとうございます。でも、じつは昔の私は、まるで別人でした。
ひどい猫背で、くびれはゼロ。
お尻は平らで、反り腰。お腹はぽっこり。
ある日、友人が撮ってくれた“後ろ姿の写真”を見て、言葉を失いました。

写っていたのは、猫背で、くびれのない、いわゆる「ずんどう体型」。
ちょうどヨガ講師として活動を始めた頃だったので、
「この体型で、人前に立っていいのかな」
「説得力がないんじゃないかな」
そんな不安でいっぱいでした。
腹筋をがんばったら、なぜか“くびれ消失”
そこから私は、とにかく必死でした。
食事量を減らすダイエット。
ジムに通って、腹筋、とくに腹斜筋を重点的にトレーニング。
脚にもどんどん負荷をかけました。
でも、結果はまったくの逆。
体は細くなるどころか、四角くなっていったんです。
お腹の外側ばかりが発達し、くびれはさらに消失。
脚は張り、理想の体型からどんどん遠ざかっていきました。
「頑張っているのに、逆効果」。
これ、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
憧れの体を観察して、見えてきた“ある共通点”
「何かが、根本的に違う」
そう感じた私は、“美しい体の共通点”を徹底的に観察することにしました。
K-POPアイドルの、しなやかなウエスト。
マーメイドドレスを着こなす、ハリウッド女優の体。
そこで気づいたのが、ウエストとヒップの差が、25~30cmあるという事実です。
比率にすると、ウエスト7:ヒップ10。いわゆる「黄金比」。
ただ細いだけではなく、前も横も後ろも、立体感のある“砂時計型”。
「これは、生まれつきじゃない」
「つくれるはず」
そう思い、自分の体を実験台に、試行錯誤を始めました。
まずやったのは、「自分の体を知る」こと
――具体的には、どんなことから?
tsuki:いちばん最初は、自己分析です。
骨格診断を受けてみると、私は骨太で、肩幅が広く、骨盤もしっかりしたタイプ。
つまり、何もしなければ、くびれが出にくい体。
だからこそ、「とにかく頑張る」ではなく、体の仕組みに合った方法が必要だと気づいたんです。
美しいラインをつくる最短ルートは「3ステップ」
多くの方の体を見てきて、はっきり分かったことがあります。
それは、硬い体のまま鍛えても、形は変わらないということ。
私がたどり着いた答えは、とてもシンプルでした。
① ほぐす
② 呼吸
③ 筋肉でクセづけ
まず緩めて、骨格を正しい位置へ。
次に、呼吸でお腹の深層筋を目覚めさせる。
最後に、筋肉でその状態を固定する。
この順番こそが、遠回りしない、ボディメイクの近道でした。
気づけば、メリハリのある「3Dボディ」に
――最初から「くびれ」を狙っていたのでしょうか?
tsuki:じつは、そこまで意識していませんでした。
目指したのは、外側はしなやかで、内側にしっかり軸のある体。
そのために、お腹の内側と外側、背中、お尻をバランスよく鍛えることを意識しました。
すると、体ははっきり変わり始めたんです。
<Before>
ウエスト:78cm
ヒップ:90cm
差:12cm
<After>
ウエスト:58cm
ヒップ:88cm
差:30cm

鏡を見るのが、楽しみに変わりました。
お腹には縦ライン。
お尻には、自然な丸み。
「体って、ちゃんと応えてくれるんだ」
そう実感した瞬間でした。
「くびれヨガ」は、ここから生まれた
この体験をSNSで発信し始めると、こんな声が本当にたくさん届くようになりました。
「お腹だけ痩せない」
「何をしても、くびれができない」
それなら、この経験を“お腹・くびれに特化したメソッド”として形にしよう。
そうして生まれたのが、「くびれヨガ」です。
まずは1分。朝と夜の「くびれる呼吸法」
――最後に、ウェブ読者の方へ。ご自宅でできるワークを教えてください。
tsuki:本の中でもいちばん大切にしているのが、「くびれる呼吸法」です。
細く、長く吐ききることで、お腹の深層筋が自然と目覚めます。
たった1分。
お腹・背中・お尻まで、まとめて使えるのが特徴です。
私は、朝は目覚めてすぐ。夜はベッドの上で。
続けやすいことも、何より大事ですね。
実践方法は、ぜひ次の画像を見ながら試してみてください(※画像は書籍『くびれヨガ』より)。


◎「くびれる呼吸法」のワーク
【手順1】
◆あおむけでひざを立て、肋骨に手を添える。鼻から3秒かけて吸い、肋骨を360度ふくらませる
【手順2】
◆肋骨を内側に引き込みながら、6秒かけて口から細く長く吐ききる
【手順3】
◆8回繰り返す(約1分)
※慣れたら「4秒吸って、7~8秒吐く」
新刊『くびれヨガ』では、動画付きでさらに詳しく解説。
・スキマ時間でできる「くびれる呼吸法」
・くびれと美姿勢を同時につくる20分ショートレッスン
・お腹やせ最短ルートのプランク など
体型の悩みを手放し、自分の体をデザインする習慣として、ぜひ取り入れてみてください。
ヨガライフスタイリスト/パーソナルトレーナー
SNS総フォロワー65万人。Instagramフォロワー22万人。オンラインヨガコミュニティを主宰。「くびれる肋骨締め呼吸」の動画は一本で2500万回以上再生され、くびれ・姿勢改善メソッドの発信で注目を集める。「くびれヨガ」の再生数は累計1億回を超える。
10代でヨガに出合うも、当時はひどい猫背・くびれのない体形に悩み、自己流の運動やダイエットでも効果が出ない時期を経験。骨格診断では「くびれができにくい骨格」と言われ、理想の体形を諦めかけたことも。
そこから一念発起し、ニューヨークでヨガ国際資格を取得。さらに最新の運動生理学・解剖学を学び直し、実際に悩みを抱える女性たちと向き合うなかで、女性らしい体のラインを無理なくつくる独自の「肋骨締め呼吸」と姿勢改善メソッドを考案。自身も実践を重ね、くびれも姿勢も大きく改善。その経験から「体形は変えられる」と実感する。
現在は、サステナブルアクティブウェアブランド「iM」を立ち上げ、企業・学校・メディア出演・イベント出演など多方面で活躍中。大手フィットネスクラブでは年間700本以上のレッスンを行い、指導歴13年(2026年現在)の講師として活動中。「くびれができない」「姿勢が悪い」「呼吸が浅い」と悩む女性の共感を集め、多くの支持を得ている。RYT500 全米ヨガアライアンス、kids yoga (teens yoga) YogaEd.プロフェッショナルインスティテュート2、NESTA-PFT 全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー、フィットネスニュートリションスペシャリストの資格を取得している。
https://www.instagram.com/tsukiyoga/








