「キレイになって、人生を変えたい」
「いろいろ試したけれど、続かない。結果も出ない」
――変わりたいのに、変われない。
そんなモヤモヤを抱えている人は、きっと少なくありません。
でも、春はもうすぐそこ。
立ち止まっているのは、ちょっともったいない!
そこで今回は、SNSで話題の「くびれヨガ」提唱者・tsuki(ツキ)さんの“変身ストーリー”に注目。
美しいくびれづくりのエキスパートとして支持を集める彼女に、やせスイッチが自然に入る習慣を伺いました。
読めばきっと、あなたの中の「変身スイッチ」が入るはず!
※ワーク・画像は書籍『くびれヨガ』(ダイヤモンド社刊)より抜粋
構成:依田則子 写真:榊智朗

「背中がお母さんそっくり!」と言われた暗黒時代
――今のしなやかな体のラインからは想像できませんが、tsukiさんも体型コンプレックスを抱えていたそうですね。
tsuki:そうなんです。20代のころ、キッチンで母と並んで料理をしていたとき家族から
「背中がお母さんそっくり!」
と言われ、ショックを受けたこともありました。
猫背でくびれはゼロ。いわゆる“ずんどう体型”で、全体的に重たい印象。
年齢より上に見られても、不思議ではなかったと思います。
もともと肩幅が広く、骨太のがっしり体型。少し体重が増えるだけで、全体が四角いシルエットになってしまっていたのです。
※画像は書籍『くびれヨガ』より
――今はその面影がまったくありませんね。
tsuki:当時は「もっと華奢(きゃしゃ)に見せたい」「小さく見られたい」と必死で、食べないダイエットを繰り返していました。
でも、体重は落ちても体脂肪率は高いまま。
痩せるとマッチ棒みたいに真っすぐな体になるだけでした。
体調も最悪で、冷え性、疲れやすさ、不眠……。
薬に頼る生活だったんです。
ヨガで身長が3センチ伸びて……気づいた「体の縮み」
tsuki:そこで、ヨガをはじめてみました。
すると、自分の体がどれほど硬く、呼吸が浅かったかに気づいたんです。
続けていくうちに、なんと身長が3センチも伸びて。
体が縮こまっていたことを、はじめて実感しました。
体調はみるみる改善し、よく眠れるように。
気づけば、気持ちまで前向きになっていました。
そこからヨガ講師の道へ進んだのです。
――ヨガで現在の美しいボディラインが完成したのですか?
tsuki:いえ、まだ体型へのコンプレックスは残っていました。
体調は良くなったのに、お腹はぽっこり、くびれもありませんでした。冒頭のビフォー画像はヨガのインストラクターをはじめたころの体型です。
ヨガ講師として人前に立つ仕事をするほど、「この体で大丈夫なのかな」と落ち込むこともありました。
私に足りなかったのは「深い呼吸の習慣」
tsuki:「もっとこの体を育てたい」「コンプレックスを克服したい」。
そう思い、骨格・姿勢・呼吸を徹底的に研究。
今のメソッドにたどり着くまでには、正直5年ほどの試行錯誤があります。
筋膜リリース、ストレッチ、さまざまなトレーニングを自分の体で試しながら、「これは続く」「これは変わる」というものだけを残してきました。
そして気づいたんです。
ボディメイクの鍵は、呼吸にあると。
深い呼吸、それも吐ききる呼吸を意識すると、インナーマッスルはしっかり育ち、体の軸が整っていくのを実感しました。
――腹筋運動に似た効果があるのでしょうか?
tsuki:腹筋というより、体の中心に“天然のコルセット”が育つ感覚ですね。
ウエストを引き締めるのは、深層の筋肉群。私はこれを「ヨガ腹筋」と呼んでいます。
ヨガ腹筋が目覚めると、姿勢がスッと整い、骨盤と背骨が正しい位置に戻り、余計な力みが抜けていくんです。
※画像は書籍『くびれヨガ』より
「呼吸法」をプラスしたら体型が変化!
――それが「美しいくびれ」と「疲れにくさ」の秘密なんですね。
tsuki:そうですね。そのヨガ腹筋をとても簡単に目覚めさせてくれるのが「くびれる呼吸法」です。
私は自分の体を実験台にして、毎日この呼吸法を習慣にしながら、ヨガとトレーニングを続けました。
すると自然にお腹のぽっこりが解消され、くびれ・背中・お尻のラインが立体的でメリハリのあるシルエットへと変化。
※画像は書籍『くびれヨガ』より
まずはこれだけやってみて。たった1分の「くびれる呼吸法」
――「くびれる呼吸法」のやり方を教えてください。
やることはとてもシンプルです。
鼻から吸って、口から細く長く吐ききるだけ。
吸うときは、肋骨を360度ふくらませるイメージで。
吐くときは、肋骨を内側にきゅーっと閉じるようにおこないます。
これだけで、自然とインナーマッスルが育っていきます。
両手を肋骨の下に添えながらおこなうと、呼吸の動きがわかりやすいですよ。
――どれくらいおこなうのがおすすめですか?
tsuki:1回8呼吸ほど。約1分です。
私は電車の中や信号待ちなど、スキマ時間にこまめに取り入れています。
※画像は書籍『くびれヨガ』より
新刊『くびれヨガ』では、動画付きでさらに詳しく解説。
・スキマ時間でできる「くびれる呼吸法」
・くびれと美姿勢を同時につくる20分ショートレッスン
・お腹やせ最短ルートのプランク など
体型の悩みを手放し、自分の体をデザインする習慣として、ぜひ取り入れてみてください。
ヨガライフスタイリスト/パーソナルトレーナー
SNS総フォロワー65万人。Instagramフォロワー22万人。オンラインヨガコミュニティを主宰。「くびれる肋骨締め呼吸」の動画は一本で2500万回以上再生され、くびれ・姿勢改善メソッドの発信で注目を集める。「くびれヨガ」の再生数は累計1億回を超える。
10代でヨガに出合うも、当時はひどい猫背・くびれのない体形に悩み、自己流の運動やダイエットでも効果が出ない時期を経験。骨格診断では「くびれができにくい骨格」と言われ、理想の体形を諦めかけたことも。
そこから一念発起し、ニューヨークでヨガ国際資格を取得。さらに最新の運動生理学・解剖学を学び直し、実際に悩みを抱える女性たちと向き合うなかで、女性らしい体のラインを無理なくつくる独自の「肋骨締め呼吸」と姿勢改善メソッドを考案。自身も実践を重ね、くびれも姿勢も大きく改善。その経験から「体形は変えられる」と実感する。
現在は、サステナブルアクティブウェアブランド「iM」を立ち上げ、企業・学校・メディア出演・イベント出演など多方面で活躍中。大手フィットネスクラブでは年間700本以上のレッスンを行い、指導歴13年(2026年現在)の講師として活動中。「くびれができない」「姿勢が悪い」「呼吸が浅い」と悩む女性の共感を集め、多くの支持を得ている。RYT500 全米ヨガアライアンス、kids yoga(teens yoga)YogaEd.プロフェッショナルインスティテュート2、NESTA-PFT 全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー、フィットネスニュートリションスペシャリストの資格を取得している。
https://www.instagram.com/tsukiyoga/








