「キレイになって、人生を変えたい」
「いろいろ試したけれど、続かない。結果も出ない」

――変わりたいのに、変われない。
そんなモヤモヤを抱えている人は、きっと少なくありません。
でも、春はもうすぐそこ。
立ち止まったままでいるのは、もったいないかもしれません。
そこで今回は、“美しいくびれづくり”のエキスパートとして支持を集めるtsuki(ツキ)さんに、手軽にできるお腹やせ習慣を伺いました。
読めばきっと、「今日から何をすればいいのか」が、きっとクリアになるはずです。
※ワーク・画像は書籍『くびれヨガ』(ダイヤモンド社刊)より抜粋
構成:依田則子 写真:榊智朗

【くびれづくりのプロが伝授】くびれができない人に共通する4つの特徴とは? 自然に絞れる1つの習慣

くびれがない人に共通する4つの特徴

 ――tsukiさんは、もともと「くびれができにくい体型」だったそうですね。そこから「くびれヨガ」を生み出し、今のラインを手に入れたわけですが、そもそも“くびれができない人”には、どんな共通点があるのでしょうか?

 tsuki:あります。しかも、かなりはっきりと。
 私のところに来られる方を見ていても、ほぼ共通する特徴が4つあるんです。

① 姿勢がくずれている

 猫背、骨盤後傾、反り腰、巻き肩、ストレートネック……。
 心当たり、ありませんか?

 姿勢がくずれると、肋骨と骨盤の位置関係がズレます。
 すると、ウエストの左右に余白が生まれにくくなり、「くびれが出ない体の形」ができてしまうんです。

② お腹の表面だけを鍛えている

 ――腹筋運動をがんばっているのに、変わらない…という声も多いですよね。

 tsuki:はい。実はそこが落とし穴。
 腹筋運動で表面の筋肉(腹直筋)だけを鍛えると、お腹が板のように硬くなります。
 すると、左右に“しなる余白”がなくなり、結果として四角いお腹に見えてしまうんです。

③ お腹の奥の筋肉が弱い

 インナーマッスルが弱いと、内臓を支えきれず、下がりやすくなります。
 これが、年齢とともに増える「ぽっこりお腹」の正体。

 お腹を内側から引き上げる力が働かないかぎり、
 くびれは「一瞬できても、定着しない」んです。

④ 呼吸が浅い

 ――呼吸も関係するんですね。

 tsuki:とても深く関係します。
 浅い呼吸が続くと、肋骨が開いたまま固まり、腹筋も使われにくくなります。

 逆に、深く吐ける人ほど、お腹は自然と引き締まりやすい。
 呼吸は、くびれづくりの“土台”なんです。

 こうした状態では、どれだけ腹筋をしても、くびれに必要な筋肉はうまく使われません。
 じつは――以前の私も、全部当てはまっていました。

【くびれづくりのプロが伝授】くびれができない人に共通する4つの特徴とは? 自然に絞れる1つの習慣※右画像は書籍『くびれヨガ』より

5つの筋肉で「天然コルセット」をつくる

 ――そこから、どんなステップで今の体型に?

 tsuki:最初にやったのは、「鍛える」ではなく「整える」でした。

 硬くなった体をゆるめ、呼吸を深くする。
 それだけで、筋肉の使われ方が変わりはじめたんです。
 すると、体の中心を支える「ヨガ腹筋」が、自然に育っていきました

ヨガ腹筋=この5つ

・腹直筋
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腰方形筋
・腹横筋(呼吸と連動)

 これらがバランスよく働くと、体の内側に“天然のコルセット”ができあがります。

 外側はしなやかに。内側は、キュッと安定。
 これが、くびれが「戻らない」体のつくり方です。

「吐ききる呼吸」が、くびれを育てる

 ――5つの筋肉と聞くと、難しそうに感じます。

 tsuki:でも、やることはとてもシンプル。

「くびれヨガ」の軸になるのは、くびれる呼吸法です。
 息を吸って、細く、長く、吐ききる。
 たったそれだけ。

 呼吸に合わせて、ヨガ腹筋が目覚め、天然コルセットが内側からつくられていきます。

 1分続けるだけでも、
・お腹が引き上がる
・姿勢が整う
・代謝が上がる

 という変化を感じる方が多いですよ。

なぜ「吐ききる呼吸」でヒップまで上がるの?

 ――ウエストだけでなく、ヒップラインまで変わるのはなぜでしょう?

 tsuki:吐ききる呼吸は、横隔膜や肋間筋だけでなく、背中・骨盤・お尻の深層筋まで連動させます。

 吸うとき
 → 肋骨が広がり、体幹にスペースが生まれる
 吐ききるとき
 → 肋骨が閉じ、腹横筋・多裂筋・骨盤底筋・お尻のインナーマッスルが一斉に働く

 この一連の動き自体が、トレーニング。
 だから、姿勢が整い、ヒップも自然と引き上がるんです。

【くびれづくりのプロが伝授】くびれができない人に共通する4つの特徴とは? 自然に絞れる1つの習慣※画像は書籍『くびれヨガ』より

1分でできる! 四つんばいで「くびれる呼吸」

 ――最後に、ウェブ読者向けにおすすめのワークを教えてください。

 tsuki:呼吸が浅い方、腰の張りや反り腰が気になる方におすすめなのが、「四つんばいでくびれる呼吸」です。

 細く、長く吐ききることで、お腹の深層筋が自然に目覚めます。
 1分でできるので、続けやすいですよ。

 実践方法は、ぜひ次の画像を見ながら試してみてください(※画像は『くびれヨガ』より)。

【くびれづくりのプロが伝授】くびれができない人に共通する4つの特徴とは? 自然に絞れる1つの習慣

◎四つんばいでくびれる呼吸

【手順1】
◆四つんばいになり、背中を丸めたまま鼻から3秒かけて息を吸う

・アゴを引く
・肩甲骨を広げる
・尾骨をしまう
・肋骨を360度ふくらませるイメージ

【手順2】
◆背中を丸めたまま、6秒かけて、口から細く長く吐ききる

・胸→お腹の順に空気を抜く
・吐ききったら肋骨を内側へ

【手順3】
◆両手で床を押しながら8回(約1分)

※慣れたら「4秒吸って、7~8秒吐く」に挑戦

 新刊『くびれヨガ』では、動画付きでさらに詳しく解説。
・スキマ時間でできる「くびれる呼吸法」
・くびれと美姿勢を同時につくる20分ショートレッスン
・お腹やせ最短ルートのプランク など
 体型の悩みを手放し、自分の体をデザインする習慣として、ぜひ取り入れてみてください。

tsuki(ツキ)
ヨガライフスタイリスト/パーソナルトレーナー
SNS総フォロワー65万人。Instagramフォロワー22万人。オンラインヨガコミュニティを主宰。「くびれる肋骨締め呼吸」の動画は一本で2500万回以上再生され、くびれ・姿勢改善メソッドの発信で注目を集める。「くびれヨガ」の再生数は累計1億回を超える。
10代でヨガに出合うも、当時はひどい猫背・くびれのない体形に悩み、自己流の運動やダイエットでも効果が出ない時期を経験。骨格診断では「くびれができにくい骨格」と言われ、理想の体形を諦めかけたことも。
そこから一念発起し、ニューヨークでヨガ国際資格を取得。さらに最新の運動生理学・解剖学を学び直し、実際に悩みを抱える女性たちと向き合うなかで、女性らしい体のラインを無理なくつくる独自の「肋骨締め呼吸」と姿勢改善メソッドを考案。自身も実践を重ね、くびれも姿勢も大きく改善。その経験から「体形は変えられる」と実感する。
現在は、サステナブルアクティブウェアブランド「iM」を立ち上げ、企業・学校・メディア出演・イベント出演など多方面で活躍中。大手フィットネスクラブでは年間700本以上のレッスンを行い、指導歴13年(2026年現在)の講師として活動中。「くびれができない」「姿勢が悪い」「呼吸が浅い」と悩む女性の共感を集め、多くの支持を得ている。RYT500 全米ヨガアライアンス、kids yoga (teens yoga) YogaEd.プロフェッショナルインスティテュート2、NESTA-PFT 全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー、フィットネスニュートリションスペシャリストの資格を取得している。

https://www.instagram.com/tsukiyoga/