週末に開催されたミュンヘン安全保障会議では、ウクライナ戦争やドナルド・トランプ米大統領と欧州の変わりゆく関係が主な議題だった。だが、廊下での雑談やホテルでの非公開会合では、米国内で控えている選挙が欧米関係にどのような影響を及ぼすかが話題となっていた。ドイツで開催されている年次会合には、各国の安全保障担当者が参加。欧州側は米国で11月に実施される選挙で民主党が上下両院を奪還する可能性に関し、米国からの出席者に質問を浴びせた。背景には、選挙結果がトランプ氏の積極的な外交政策を後押しするのか、それとも抑制するのかに対する深い関心がある。さらに民主党関係者に対しては、少なくとも同党は欧州との歴史的な同盟関係を支持しているとの保証を求める様子もみられた。