「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。
「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本でありながら、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。
本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。同書の刊行に寄せて、ライターの樺山美夏さんに寄稿いただいた。(ダイヤモンド社書籍編集局)
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信号待ちにもリスクが……
「危ない! 道路に飛び出さないで!」
何度、息子に向かってこの言葉を叫んできたことだろう。子どもは大人が思っている以上に視野が狭い。それどころか、目の前にあるボールや向こう側にいる友だちしか見えていないんじゃないか?とさえ思う。
横断歩道で信号待ちをしているときも、せっかちな息子は1秒でも早く渡りたくて、一番前の道路ぎわに立ちたがった。
「そこは一番危ない場所だよ。もし事故が起きたら、最初に車ぶつかる場所だから、もっと下がって待ってね」
そう諭しても、気がつけばまた横断歩道のギリギリの端所に立っている。小学校低学年ぐらいの子どもには、それがなぜ危険なのかイメージできないのだろう。そこで、交差点で車と人が接触した事故が起きたときは、親子でそのニュースを見て、「自分は大丈夫と思っていても、道路の近くにいるとこんな風に事故に巻き込まれる可能性があるんだよ」と言い聞かせ、ようやく理解してくれた。
車が走る道路に気をつけよう
車の危険性を、子どもにわかりやすく伝えたいときは、小学校入学前後に知っておきたい93のルールを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』を親子で読むといいだろう。
本書の「くるまがはしるどうろにきをつけよう」のページには、子どもが目で見て理解しやすいイラストで守るべきルールが描かれている。
『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用拡大画像表示
・どうろのむこうに しっているひとがいても とびださない。
・ボールをおとしても ぜったいに どうろには はいらない。
・とまっている くるまは きゅうに うごくから ちかづかない。
・とまっている くるまの あいだを とおらない。
(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.75)駐車場で子どもが犠牲になる事故も後を絶たないから、とまっているくるまにちかづかないことも、早めに教えたほうがいいだろう。「おうちの方へ」のコラムにある、「角地にある横断歩道で信号待ちをするときは、角を曲がり損ねた車が進入してくるおそれがあるので、絶対に道路ぎわに立たないように指導してください」というアドバイスも、親は盲点になりがちだ。なぜなら、大人でも信号待ちのとき道路ぎわに立って、行き交う車と接触するんじゃないかとヒヤヒヤさせられるような人がいるからだ。
だから、子どもに話すときは、「なぜこういうことをすると危ないのかな?」と問いかけながら、具体例をあげて危険の可能性を教えてあげると理解しやすいいだろう。









