「おはしを正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中から「お願いの断り方」について取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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令和の小学生でも「シール交換」が大流行。でもトラブルも……。
小学生の間で「シール交換」が流行っているそうだ。平成の小学生もよくしていたシール交換だが、令和の小学生のシール交換では、トラブルが多発している。
その理由の一つとして挙げられるのが、「入手困難なシールが存在している」ことだ。
あるメーカーのシールを手に入れるために、親子でお店に並んだり、ときにはオークションを利用してまで、どうしても手に入れたいと考える家庭もあるようだ。
ただ、そのような苦労をして手に入れたレアなシールを、何気なく普通のシールと交換してしまうと、あとから親がその事実を知り、「そんな価値のあるものを、どうして交換してしまったの?」と問題になるケースも少なくない。また、子ども自身も「本当は交換したくなかったのに、断れなかった」と家庭で話すケースもあるようだ。
「シール交換」をする前に知っておきたい「お願いの断り方」
「シール交換」を子どもたちが楽しむためには、「交換したくないものは、はっきりと断る」という意思をもつことが大切である。小学校入学前後に身につけておきたい93のおやくそくを紹介した『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』では、「友だちからのお願いの断り方」を具体的なフレーズで紹介している。
『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』より引用拡大画像表示
・「ごめんね。むずかしいかもしれない。」
・「だいじにしているおもちゃだからかせないんだ。」
・「ともだちにおかねはかせないよ。」
・「やくそくがあるからまたこんどあそぼう。」
「シール交換」はただの遊びのようにもみえるが、子どもが自分の意思で「交渉する・断る」という経験を積むことができる機会でもある。まずは親子で、「交換したくないシールがほしいと言われたら、何という?」という会話から、友だちとのコミュニケーションの取り方を考えてみるのはいかがだろうか。









