「最近いいことがないな……」。毎日Todoをこなしているだけで、あっというまに時間が過ぎていく――「私の人生、このままでいいのか?」。そんなふうに、立ち止まりたくなった人におすすめの本があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、本来自分の持っている集中力、気力を取り戻し、停滞感を打破してくれる1冊です。本書の発売を記念して、「落ち込みやすい人が変えるべきこと」について書かれた一節を、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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凹みやすい人は自分に厳しすぎる
気分が沈みがちな人は、気づかないうちに自分に厳しくなりすぎていることがあります。
そんなときにふっと軽くする、シンプルで即効性のある方法があります。
それは、「幸せのハードルを低くすること」です。
人は何かの感情を感じるための「思い込み」を持っています。
「社内で1位にならないと、幸せじゃない」
「体重が◯キロ以下でないと、幸せじゃない」
「X歳までに結婚して一軒家に住んでいないと、幸せじゃない」
「最近、いいことがない」と思うとき、実際はいいこともたくさん起きているのですが、「幸せになるには……がなければならない」というハードルが高すぎるのです。
気力を高く保つ鍵は、幸せのハードルを高くしすぎないこと。
一杯のコーヒーで幸せになっていいし、エアコンの風でリラックスしていいし、洗濯してきれいになっているのをみて笑顔になっていいんです。
私の場合は、反町隆史さんの『POISON(ポイズン)』を聴きながら、コーヒーを飲み、鼻歌を口ずさんでいたらとても幸せを感じます。
お風呂に入るのも幸せ、入浴剤を入れたらなおのこと幸せです。
最大の不幸は、「すべて当たり前」に思えてしまうこと
幸せの反対は、不幸せではありません。
幸せになることの反対は「こんなの当たり前」と思ってしまうことです。
なんでもかんでも、当たり前になってしまうと、どれだけうまくいっていることがあっても、すぐに停滞している気分になります。
もしかしたら、停滞していると思っている日常も、見渡してみれば、けっこう幸せがあふれているかもしれません。
ほしかったかばんや服を買えたり、見たかったドラマが見られたり、子どもの風邪が治ったり、仕事が思ったよりスムーズに進んだり……。
「人は幸せでいるほうが、達成力や生産性が高まる」
小さなことで幸せを感じられると、そのたびにエネルギーは回復していきます。
ハーバード大学の研究をまとめたショーン・エイカー著『幸福優位7つの法則─仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』(徳間書店)でも、「人は幸せでいるほうが、達成力や生産性が高まる」という趣旨が述べられています。
もし今幸せを感じられない人は、自分にこう問いかけてみてください。
「なぜ今幸せではないの?」
「だって……」という言葉のあとに、思い込みが出てきますよ。
思い込みが見えてきたら、その思い込みを外すチャンスです。
「それって本当に大切なこと?」
「そのために幸せを犠牲にするのは賢いこと?」
と自分に聞いてみましょう。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・加筆を行ったものです)










