気がつくと、1日があっという間に過ぎ去っているあなたへ。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)

【40歳が境】人生後半が「毎日楽しい人、とんでもなくつまらない人」の決定的な違いPhoto: Adobe Stock

「40歳」が人生後半の明暗を分ける

定年後の生活がこんなに楽しいと思わなかった。
そう話す人がいる一方、「退職をしたあとは、毎日がただの消化試合だ」と話す人もいる。

この差はどこにあるのだろうか。

その鍵は、「40歳で自分の生き方を見直すことができたか」にある。

40歳は、責任が最も重くなる時期だ。
住宅ローン、子どもの進学、親の介護。
挑戦よりも「守る」を選びやすい年齢である。

だからこそ、多くの人は立ち止まらない。
今の生活を守ることに精一杯で、自分の人生を振り返る余裕がない。

だが、そのときに一度だけでも、自分の人生を振り返ることができたかどうかが、後半戦を左右する。

「自分が主人公の映画」を想像しよう

著者累計100万部を突破した話題作『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』では、これまでの人生を振り返る方法として、「自分が主人公の映画を想像してみる」ことを提案している。

もしあなたがこれまでの自分の人生を描いた映画を見ていたとしたら、「なぜこのシーンを加えることにしたのだろう?」と疑問に思うこともあるかもしれない。
主人公であるあなたの動機は何だったのだろうか? 画面に描かれているもの以外に、隠されたものや、目に見えない出来事はなかっただろうか? それぞれの場面や展開から、何を学べるだろうか?

――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(p275)より

「自分が主人公の映画」を観ると、きっと誇らしい気分になるはずだ。もちろん、恥ずかしい瞬間もあるだろう。そして、時間を巻き戻し、やり直したいと思う出来事もあるはずだ。

でも、まだ映画は終わっていない。

過去を振り返るだけでなく、将来のストーリー展開や、場面を面白くするためのひねりをもっと積極的に取り込んでいくこともできる。何と言っても、これはあなたの映画なのだから。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(p276)より

40歳は、人生の折り返し地点と言われる。
だが実際は、「自分の人生の映画」の中盤に過ぎないのだ。

物語は、まだ展開できる。脚本も、演出も、変えることができる。

これまでの物語を一度見直し、不要なシーンを手放し、これからの展開に新しい意味を与えることができる。

40歳は、人生を「編集」できる最後のチャンスなのかもしれない。

(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)