「このまま今の仕事を続けていいのか…?」
「職場が不満だらけ」「年収が低い」「将来が見えない」理由はさまざまあれ、「転職」を考えたことのある人は多いだろう。しかし転職は大きな決断ゆえの「迷い」がつきもの。「失敗リスクが怖い」「やりたいことがない」「転職先が見つからない」など、一歩を踏み出す勇気が出ないものだ。
「実は転職は人生の一大イベントにせず、“毎日ちょっとずつ考える”くらいが一番うまくいくんです」と語るのは、7回の転職で年収を6倍にした外資系うさぎのちょこさんだ。コネ無し、スキル無し、英語も苦手だったにもかかわらず、「年収と納得感の“両取り”」をし続けてきた秘訣とは何か? 今回は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の中から、「うまくいくためのゆる転職活動の仕方」を紹介する。
「市場価値」の正体
Photo: Adobe Stock
「市場価値を上げたいんですけど、何のスキルを伸ばせばいいですか?」
しかし、残念ながら……
「スキル・資格だけでは年収は上がらない」のが、現実です。
その理由は「市場価値の正体」にあります。実は「市場価値」は「自分の能力」によって決まるものではなく、「どの椅子に座っているか」で決まるものなのです。
ハイスペでも「安い椅子」だと稼げない
キャリアにおける「椅子」、これはゲームで言うところの「装備品」に似ています。同じレベルのキャラクターでも、武器や防具が違えば、戦闘力はまるで変わってきますよね。
キャリアにおける戦闘力、要は年収を考える場合も、話は同じです。あなたが今、どんな業界の、どんな会社で、どんな役職で働いているかという「装備品」、つまりあなたが「今座っている椅子」によって、あなたの年収は大きく変わることになります。
たとえば、
・メガバンクの法人営業:年収900万円
・外資系投資銀行の法人営業:年収1500万円
一見、仕事内容は似ているようでも、会社が違えば「椅子につけられている値札」が全く違います。
これは営業職に限った話ではありません。同じ職種、同じポジションでも、企業・業界の違いだけで、年収に大きな差がつきます。
「ゆるサーチ」で市場価値を測る
年収が上がらないのは「自分のスキルが評価されていない」のではありません。
スキルはあるのに、それを活かせない「安い値札が貼られている椅子に座っている」ことが、年収が上がらない本当の理由なのです。
では、この状況をどう変えていくのか。そのための方法こそ、「ゆる転職」です。すぐには転職しないけれど、外の世界を「ゆるサーチ」しておく。これにより、自分の市場価値を測ることができます。
自分が転職したい時に、良い求人が出ているとは限りません。物件などと同じで、求人が出るタイミングと、あなたが転職するタイミングは必ずしも一致しないのです。
(本記事は『ゆる転職 リスクを抑えて年収1000万円を目指せる生き方』の一部を調整・加筆した原稿です)








