◆「答えが見つからない!」→国語の成績を急上昇させる“冷徹な探偵”のルール
高校にも塾にも通わず、完全独学で東大にほぼトップ合格!『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)は、中3で東大合格を宣言し、偏差値45から完全独学で大逆転を遂げた著者の“驚異の勉強法”を全公開。「国語力」を軸に全科目を伸ばし、読書や四コマ漫画、恋愛ゲームまで活用して、コスパ・タイパよく学力を高める超実践的な1冊をもとに解説する。
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揺るがない大原則! 最高峰の入試も貫く「解答の絶対法則」
東大入試の国語では、「問題文に書いてあることを土台に解答する」、つまり「答えは問題文に書いてある」というゴールデンルールが歪められることはなく、「検証」に答えるだけの「証拠」が必ず問題文に潜んでいます。
東大以外の入試でも、国語では「仮説」を立証できる証拠が問題文のどこかに息を潜めています。
要注意! ルールの通じない「悪問」には付き合わない勇気を
ただし、僕が国語の入試問題を無数に検証した結果、30~40校に1校くらいは、「答えは問題文に書いてある」という原理原則が通用しない不思議な出題をするところがあることに気づきました。
傲慢な言い方が許されるなら、そうした不可解な問題を出して入学する生徒を選別するような思慮の足りない学校には、入らないほうが無難だとさえ思います。
迷ったら原点回帰! 王道のプロセスで確実な正解をもぎ取れ
いずれにしても、「答えは問題文に書いてある」という原則に即して、「仮説」→「検証」で心情問題を解きましょう。
【解説】「見つからない!」と焦った時こそ深呼吸を
テスト本番で、「仮説」を立てて問題文を探したのに、どうしても「証拠」が見つからない……。そんな状況に陥ると、焦りから頭が真っ白になってしまうこともあるでしょう。しかし、「答えは必ず問題文にある」という大原則を知っていれば、冷静さを取り戻すことができます。
証拠がないということは、「自分の立てた仮説が間違っていたから立て直すべき」か、あるいは前述したような「そもそも出題として破綻している悪問である」かのどちらかでしかありません。潔く「仮説B」へ移行するか、あるいは「これは誰も論理的に解けない問題だ」と割り切ることで、貴重な試験時間を守り抜くことができます。
自分の「主観」というノイズを完全に排除する
また、この大原則を意識することは、国語の成績を不安定にさせる最大の敵である「主観の暴走」を防ぐことにも直結します。心情問題が苦手な人ほど、「自分だったらこう感じるから」と、本文に書かれていない自身の経験や常識を勝手に持ち込んでしまいがちです。
しかし、国語のテストは個人的な感想を問うものではありません。「本文という限られた世界のなかで、どのような因果関係が描かれているか」だけを客観的に見つけ出す、冷徹な探偵になりきることが確実な得点アップへの近道なのです。
過去問演習で志望校からの「メッセージ」を受け取ろう
これから志望校の過去問演習に取り組む際は、ぜひこの法則を「学校との相性を測るリトマス試験紙」として活用してみてください。「仮説」と「検証」のプロセスできれいに解ける問題を用意している学校は、受験生の論理的思考力を正当に評価しようとする誠実な学校です。
そうした良質な問題に繰り返し触れることであなたの読解力はさらに磨かれ、本番でも「必ずどこかに動かぬ証拠があるはずだ」という揺るぎない自信を持って、試験に臨めるようになるはずです。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。









