将来が不安、結果が出ない、他人にすぐ嫉妬してしまう。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、「幸せになる習慣」について書かれた一節を、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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不安は「未来」を見すぎると生まれる
不安とは、将来活躍できないんじゃないか、将来お金がなくなるんじゃないか、将来仕事がなくなるんじゃないかなど、「未来において、何かが減る・失われることを想像しているとき」に感じます。
不安は、「人の行動力を弱めるウイルス」のようなものです。
不安なら行動すればいいと多くの人は思いますが、実際は、不安なときにはむしろ行動できないのです。
不安を消してくれる最強の行動とは?
不安を消すために重要なのは「感謝」です。
感謝とは「未来」ではなく、「今」に意識を向けさせます。
「ない・減ること」ではなく、「あること」に目を向けさせます。
人の意識は「焦点を向けているもの」が拡大する
人の意識は、「焦点を向けているもの」が拡大するようにできています。
脳幹にあるRAS(網様体賦活系:Reticular Activating System)は、外部刺激の中から「今の自分に関連がある」情報だけを意識に上げるゲートのような働きをします。
「これが重要なもの」と定めると、その情報だけが浮かび上がるように感じられるのです。
このことは、「カラーバス効果」や「カクテルパーティ効果」などと呼ばれます。
顔にニキビが1つでもあると、鏡でニキビばかり見てしまいませんか?
服についている小さなシミを見つけると、そのシミのことで頭がいっぱいになりませんか?
同じように、意識的に「ありがたい」瞬間に目を向けることで、「幸せな時間」が拡大していくのです。
夜、感謝する習慣を持つ
寝るときに、今日の「ありがたい」と感じた瞬間を振り返ってみましょう。
今日も元気に過ごせてありがたかったな。
朝、カフェでおいしいコーヒーを出してもらえてありがたかったな。
すぐ返事をもらえてありがたかった。
おもしろい本を読めた。こんな本を書いてくれる人がいてありがたい。
そんなふうに思い出すようになると、次第に「嫌だと思ったこと」よりも「うれしかったこと」に目が向くようになります。
感謝の習慣を持つと、自分の周りには敵ではなく、味方がとても多いことに気づきます。
人生をアップデートする鍵は、「感謝する習慣」なのです。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・加筆を行ったものです)










