「仕事のキャパが10倍になった」「圧倒的に悩む時間が減った」
そんな感想が届いているのが、木下勝寿氏のベストセラー『売上最小化、利益最大化の法則』『時間最短化、成果最大化の法則』『チームX』『「悩まない人」の考え方』の強力4部作だ。なかでも「飛び抜けて面白い必読の一冊。心から「買い」!!」と絶賛されているのが、『「悩まない人」の考え方』。「ここ20年以上、まともに悩んだことがない」という著者が一生悩まない最強スキル30を初公開した。ゴールデンウィークを迎え、何かと悩みは多い時期。今回はライターの小川晶子氏に、読者に役立つ視点から鋭く読み解いてもらおう。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)
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今すぐ行動したい子ども
小学生の子どもを見ていると、思い立ったらすぐ行動したい生き物なのだなと思う。
ロボットをつくりたい、本を出版したい、こういう実験をしたいなどなど。
「やりたい」とは、「今すぐやりたい」という意味である。
やりたい気持ちを抑えるのは本意ではないが、「いろいろ準備っていうものが……」「もうちょっとよく考えてから」と言って、結果的に抑えてしまっている。
やりたいことがあるなら、とりあえず今あるもので始めてしまうというのも手かもしれない。
しかし、大人は「まず計画を立て、準備して、ちゃんとやらないと」と思いがちだ。
それで先延ばしになり、結局やらなかったりする。
なかなか行動できない大人
行動できない大人は、カッコよくない。
「いつか本を出したいんです」と言って、1ページも書いていない。
「すごいビジネスのアイデアがあるんですよ」と言って、一切ビジネスを始めない。
子どもからすると、「大人だからすぐできるはずなのに、なんでやらないの?」と思うのではないだろうか。
しかし、考えなしに行動しても、失敗して痛い目にあうかもしれない。
実際、私は過去に思いつきで法人をつくったり、プロジェクトに人を巻き込んだりして大変なことになったことが何度もある。
だからやはり「慎重にならなければ」と思ってしまうのだ。
行動力とは「調べる力」
ベストセラー『「悩まない人」の考え方』の中に、「行動できない悩み」に対するあざやかな回答が書かれていた。
ズバリ、「行動力とは『調べる力』である」。
行動力とは、「えいや!」で無謀なアクションを起こす力ではなく、「調べる力」なのだという。
たとえば、ラーメン屋をやりたいなら、ラーメン店経営に詳しい人に会って話を聞く。
うまくいくために何が必要かを徹底的に調べ、あらゆるシミュレーションをする。
過去の私のように、「とりあえず行動する」のは、「チャレンジ」ではなくただの「ギャンブル」だと著者の木下勝寿氏は述べる。
調べたり作戦を立てたりするプロセスをすっ飛ばし、いきなり丸腰のまま実行に移すのはバカげている。そんなものは「チャレンジ」ではない。単なる「ギャンブル」である。
チャレンジとは「勝算」が見えている試みのこと。
一方、ギャンブルは不確実性が高い「運任せ」に近い試み。
(『「悩まない人」の考え方』p.190)
おっしゃるとおりだ。
調べるのに勇気はいらない
もちろん、「よく考えて準備しないと」と言って何もしていないのも違う。
よく「勇気がなくて行動できない」というが、あらかじめ情報を集めるだけなら勇気は必要ない。
調べるだけなら誰でも行動を起こせるはずだ。いますぐ行動できる。
調べ尽くした結果、「明らかにリスクが高すぎる」という結論になれば、その先の行動を起こさなくていい。
逆に、「これには勝算がある」「どう考えてもうまくいく」と思えたら、どんなに小心者でも行動を起こすことができる。やらない理由がない。
つまり、どちらにしても「調べる」という行動を起こせば、良い結果を得ることができるのだ。
行動したいのにできないと思っているものがあれば、まず徹底的に調べてみてはどうだろうか。
それが確実な一歩となり、悩みは消えるはずだ。
(本稿は『「悩まない人」の考え方――1日1つインストールする一生悩まない最強スキル30』に関する書き下ろし記事です。)








