◆偏差値45のゲーム廃人が全教科の点数を爆上げした“最強のルール”
高校にも塾にも通わず、完全独学で東大にほぼトップ合格!『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)は、中3で東大合格を宣言し、偏差値45から完全独学で大逆転を遂げた著者の“驚異の勉強法”を全公開。「国語力」を軸に全科目を伸ばし、読書や四コマ漫画、恋愛ゲームまで活用して、コスパ・タイパよく学力を高める超実践的な1冊をもとに解説する。

【偏差値45から東大合格】「毎日12時間ゲーム廃人」からの大逆転…独学で東大トップ級で合格した驚異の勉強法Photo: Adobe Stock

日本の教育が間違っていると証明するために、独学で東大を目指した」
“普通じゃない”ルートでつかんだ最難関突破の軌跡

3月10日、2025年度東京大学入学試験の合格発表が行われた。

東大合格といえば、進学校や有名中高一貫校に入学し、優秀な仲間たちと切磋琢磨しながら受験勉強に励む――そんな王道ルートを思い描く人が多いのではないだろうか。

しかし、「有名校から東大へ」という通例に真っ向から異を唱え、独自の道を切り拓いた人物がいる。独学で東大合格を果たし、現在は株式会社Overfocusの代表を務める神田直樹さんだ。

効率の悪い学校教育への違和感が「東大受験」の原動力に

神田さんが東大受験を決意したのは、中学生時代にまで遡る。当時、家族の仕事の都合でドイツ・ミュンヘンの日本人学校に通っていた。部活動や生徒会活動には楽しく取り組んでいたものの、学校の「授業」そのものには強い苦痛を感じていた。

「5分もあれば読める教科書の内容を、授業ではわざわざ50分もかける」

一方的に行われる先生の話を、ただじっと座って真面目に聞いていなければ注意される環境は、彼にとって非常に居心地の悪いものだった。

「日本の教育を変えたい。そのためにはまず、日本の教育の“成功例”が集まるであろう東大に通う必要がある」

日本の教育システムのあり方に疑問を投げかけたかった神田さんにとって、ただ東大に入るだけでは意味がなかった。「他の東大生とは違うやり方で合格し、突き抜けた能力を示すこと」が重要であり、その証明として「トップ合格」という目標を掲げた。

立ち塞がった「ゲーム依存」と「国語の壁」

日本でいう中学生時代、父親の仕事の関係で住んでいた独ミュンヘンの日本人学校で、神田さんの成績は11人中4位。東大のトップ合格には到底及ばない学力レベルだった。

そこで神田さんは、限られた時間を最大限に活用し、最短経路で東大へ合格するための戦略を企てる。それが「一般の高校には進学せず、通信制高校に属しながら、独学で東大受験をする」という決断だった。普通の高校に通っても、学校の授業の進度や内容が自分の理解度に合致するとは限らず、非効率だと考えたのだ。

独学と言っても、実は、その道のりは最初から順風満帆だったわけではない。勉強への意欲はあったものの、高校にも通わず、いざ自宅で机に向かっても10分ほどでゲームの通知が気になり、気がつけば勉強もせず12時間もゲームに没頭してしまう……そんな生活がなんと8ヶ月も続いてしまったのだ。

ゲーム三昧の日々で成績が上がるはずもなく、高校1年の冬に受けた駿台模試では偏差値45を記録してしまう。「このままではまずい」と危機感を抱いた神田さんは、ようやく生活スタイルを根本から改め、本格的な受験勉強をスタートさせた。