◆東京ディズニーシーで学んだ、強い投資家の「本質を見る力」
育休中に株式投資を本格開始し、わずか2年で資産1億円を築き上げた現役ママ投資家・ちょる子著『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』。子育てや仕事と両立しながら、どうやって株で稼ぐのか? 株式投資を始めたきっかけから、大きな損失を乗り越え、億り人に到達するまでの試行錯誤、資産4億円超を築き上げた考え方や具体的な投資手法までわかりやすく解説!

ディズニーのバイトが株投資に生きる?「最高のおもてなし」の現場で学んだ意外すぎる相場観イラスト 鳩 さんわ

投資の土台を作る
「多忙な環境での取捨選択」と「本質から学ぶ姿勢」

学生時代や若手社会人の頃、想像以上に過酷なスケジュールを必死にこなした経験はないでしょうか? 例えば、膨大な暗記量に追われる専門的な学業(薬学部など)に加え、部活動やイベントの運営、さらに「世界最高のおもてなしを学びたい」と東京ディズニーシーでのアルバイトに明け暮れるような多忙な日々です。

実は、こうした経験の中に、個人投資家として相場で勝ち残るための重要なエッセンスが隠されています。

膨大なインプットをこなすための「取捨選択」

投資で結果を出すには、初期段階で企業の業績や相場の仕組みなど、膨大な知識をインプットする必要があります。多忙な中でこれを実現するには、何かを手放す覚悟が必要です。

あれほど好きだった趣味(漫画など)を読む時間すらなくなり、結果的にその趣味から離れるほど目の前のタスクに集中した経験は、投資における「機会費用」の考え方そのものです。限られた時間という資産を最大化するためには、時に優先順位の低いものを切り捨て、今一番重要な学びにリソースを集中させる「取捨選択」が求められます。

最高峰の現場で「本質」を学ぶ行動力

「最高のおもてなしを学びたい」と、あえて質の高さを求められる環境(ディズニーシーなど)に自ら身を置く行動力も、投資家にとって大きな武器になります。

株式投資で銘柄を選ぶ際にも、「その業界のトップ企業は、なぜ他社を圧倒しているのか」「どのようなサービスの本質が顧客を惹きつけるのか」を肌感覚で理解しようとする姿勢は、企業価値を見極める分析力に直結します。一流のものに直接触れようとする探求心は、優良銘柄を発掘する強力なセンサーとなるのです。

「目の前のことに全力を尽くす」精神が相場観を養う

そして、現場で学ぶ「目の前の人のために全力を尽くす」という精神は、相場と向き合う際の誠実な姿勢に通じます。

投資とは単なる数字のゲームではなく、その向こう側にいる市場参加者の心理や企業の努力を読み解く行為です。目の前の株価チャートや企業の開示情報に真摯に向き合い、妥協せず全力を尽くすこと。その積み重ねが、やがてどんな相場環境にもブレない強靭な投資の軸を作ってくれます。

※本稿は『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。