後悔しない老後のためにしておくべきことは何か?
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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40代のうちに習慣化すべきこと
「このままで、本当に後悔しないと言い切れるだろうか」
40代は、まだ変えられる最後のタイミングだ。
忙しさに流されていると見落としがちだが、ここでの選択と習慣が、そのまま老後の質を決める。
だからこそ、“なんとなく生きる”のをやめて、意識的に舵を切る必要がある。
そこで40代のうちに習慣化すべきことを3つ紹介する。
①名を残すことは考えない
名を残すことよりも、よりよく生きることに焦点を当てよう。「名を残そうとすること」は、「名を残す」という概念そのものとは違う。たしかに、生きた結果として、後世に名を残す人もいる。しかし、意図的に名を残そうとするのは難しいのだ。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より② 自分の人生の最後を定期的にイメージする
少しのあいだ、怖いことを試してみよう。自分の人生の終わりの瞬間をイメージして
みるのだ。葬式を思い浮かべたり、友人が弔辞で何と言うかを考えたりする必要はない。ただし、自分の人生を振り返り、次の2つについて考えてみてほしい。「最も誇らしいこと」と「最も後悔していること」だ。おそらく、なにげない1日に頭のなかを占めていたことは、ほとんど思い出せないだろう。会議やメールのこと、ストレスの原因となった他のさまざまな出来事のことも忘れているだろう。よくも悪くも、あなたが人生全体にわたって費やしてきた時間のほぼすべてのことは、記憶の底に沈んだままだ。おそらく、あなたの頭に浮かぶのは何人かの人と、自分が成し遂げてきたことだろう。人生のテーマや、指針としてきた価値観のことを考えるかもしれない。あるいは、特別な瞬間のことを思い出すかもしれない。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より
みるのだ。葬式を思い浮かべたり、友人が弔辞で何と言うかを考えたりする必要はない。ただし、自分の人生を振り返り、次の2つについて考えてみてほしい。「最も誇らしいこと」と「最も後悔していること」だ。おそらく、なにげない1日に頭のなかを占めていたことは、ほとんど思い出せないだろう。会議やメールのこと、ストレスの原因となった他のさまざまな出来事のことも忘れているだろう。よくも悪くも、あなたが人生全体にわたって費やしてきた時間のほぼすべてのことは、記憶の底に沈んだままだ。おそらく、あなたの頭に浮かぶのは何人かの人と、自分が成し遂げてきたことだろう。人生のテーマや、指針としてきた価値観のことを考えるかもしれない。あるいは、特別な瞬間のことを思い出すかもしれない。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より
③つらい経験を「名場面」に変える
人生という名の映画のシーンとして、つらい過去の出来事を思い出すときは、次のようにとらえ直してみよう。「あの頃は人生のなかでとても厳しい時期だったが、そのおかげで私は強くなれた」「今なら違う決断をするだろうが、当時は自分なりに最善を尽くした」「あの人との関係があんなふうに終わらなければよかったのに。でも、そこから学んだ教訓には今でも感謝している」そして、最後には、「自分の映画にこんなシーンがあったのは、本当に幸運なことだ」と思えるかもしれない。
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より
――『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』より
人生は「どう向き合ったか」で決まる
結局、後悔するかどうかは、「何を成し遂げたか」ではなく、
「どう向き合って生きてきたか」で決まる。
名を追わず、終わりから逆算し、過去を意味づけ直す。
この3つを続けるだけで、人生の見え方は確実に変わる。
老後は、ある日突然やってくるものではない。
40代の今の積み重ねが、そのまま未来になるものだ。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









