女の子にお小遣いをあげる祖父母と不満そうな母親写真はイメージです Photo:PIXTA

祖父母が子どもに好きなだけお菓子を食べさせたりおもちゃを買い与えたりする姿に、戸惑う親は少なくない。しかし、児童精神科医の佐々木正美氏によれば、祖父母による“甘やかし”も決して悪いものではないのだという。この本を紹介したX投稿が1.1万いいね、800万インプレッション超を記録し、今を生きる親たちの心に刺さった子育ての「正解」とは。※本稿は、児童精神科医の佐々木正美『この子はこの子のままでいいと思える本』(主婦の友社)の一部を抜粋・編集したものです。

Q:娘を甘やかす義母にイライラ
(3才女の子の母)

 先日、わたしは高熱と全身に発疹が出る症状が1週間以上続き、近所のクリニック、皮膚科、総合病院、大学病院と、何度も病院へ通いました。待ち時間の長い通院に3才の娘を伴うことは難しいので、近所に住む義母に預かってもらいました。

 何度も快く預かってくれたことには感謝しているのですが、しつけについての考えの違いをあらためて実感し、イライラしました。うちでは与えていないジュースを毎回飲ませる、ほしがるおもちゃをなんでも買い与える……。はたから見ればささいなことだと思うのですが、これからも娘を預けることがあるかもしれません。この先ずっと続いていくのかと思うと憂鬱(ゆううつ)です。

 娘には、おばあちゃんの家と、自分の家では考え方やルールが違うんだということをきちんと伝えていきたいと思っていますが、ほかによい方法があれば教えていただけないでしょうか。

A:祖父母と親では
子育てにおける役割が違います

 祖父母と親とでは、子どもを育てるときの思いや姿勢が確かに違いますね。ママがダメというものでも、おばあちゃんなら買ってくれる。パパなら怒ることでも、おじいちゃんはしからない。そのような、しつけの方針の違いはままあることです。