「インデックス」って
そもそも何?

 ここで、「インデックスファンドとはなにか?」、そもそも「インデックスとは?」をあらためて解説します。

 インデックス(株価指数)とは、特定の市場全体の動きを数字で表したもので、日本では日経平均株価やTOPIX、米国ではS&P500などが代表的です。

・日経平均株価
日本経済新聞社が選定した日本の主要上場企業225社の株価をもとに算出される。日本市場全体の動向を示す代表的な数値。

・TOPIX(東証株価指数)
かつては、旧・東京証券取引所(東証)市場第一部に上場する全銘柄(約4000社)を対象としたが、2022年の東証の市場区分再編以降は、原則、プライム市場の全銘柄を対象とし、その株価をもとに算出される。現在も段階的に見直しが行われ、将来的に全市場区分から対象銘柄が選定される見込み。

・S&P500
米国の主要約500社の時価総額をベースとした指標。この500社で全米上場企業の時価総額の約80%をカバーしている。

 インデックスファンドとは、これらのインデックス(株価指数)に連動して運用される投資信託のことです。

 投資信託とは、多くの投資家から集めた資金をひとつにまとめ、運用のプロ(ファンドマネージャー)が国内外の株式や債券などに投資する金融商品のことですが、インデックスファンドは対象インデックスの構成と同じになるようにファンドマネージャーが投資を行っているのです。
 
 例えば、S&P500に連動したインデックスファンドであれば、米国の時価総額上位500社に対して時価総額加重平均での分散投資を行います。なお、「時価総額加重平均」とは、時価総額が高い上位企業ほど投資配分を高くする方式です。

 つまり、「S&P500の株価が5%上がれば、S&P500連動のファンドも5%上がる」ように設計されているというわけです。