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デジタル化や脱炭素の潮流が加速し、物価高の影響も続く。足元ではトランプ関税も、企業にとって大きな試練となりそうだ。本連載では、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析する。今回は大塚ホールディングスやエーザイなどの「製薬」業界5社について見ていこう。(ダイヤモンド・ライフ編集部 笠原里穂)
協和キリン、塩野義製薬が
前年同期比で2ケタ増収
企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。今回の対象は以下の「製薬」業界5社。対象期間は2025年10~12月期としている。
各社の増収率は以下の通りだった。
・大塚ホールディングス(HD)
増収率:8.4%(四半期の売上収益6501億円)
・エーザイ
増収率:1.8%(四半期の売上収益2199億円)
・協和キリン
増収率:11.0%(四半期の売上収益1474億円)
・塩野義製薬
増収率:23.5%(四半期の売上収益1477億円)
・小野薬品工業
増収率:4.2%(四半期の売上収益1399億円)
今回分析対象とした製薬5社はいずれも前年同期比増収だった。協和キリン、塩野義製薬は2ケタ増収となっている。
増収率が23.5%と最も高かった塩野義製薬は、当四半期を含む26年3月期第3四半期までの累計業績が売り上げ、営業利益ともに過去最高だった。その要因は何だったのか。
次ページでは、各社の増収率の推移とともに詳細を見ていこう。







