彼らはビリオネア(資産が10億ドル=約1590億円を超える人)ではないが、それでも非常に裕福だ。数千万ドルから数億ドルの資産を持つ米国人の数は、過去数十年で急増している。株式市場の上昇、収益性の高いプライベート投資、中小企業の価値増大が背景にある。拡大を続けるこのグループは今や米経済において巨大な勢力となっており、豪華なホテルの部屋からプライベートジェット旅行まで、あらゆる高級サービスへの需要をけん引している。「超富裕層は実に大幅に増加した」と、富について研究するプリンストン大学のオーウェン・ジダー教授(経済学)は述べた。こうした人々の中にはテクノロジーや金融業界で財を成し、沿岸部に住んでいる人もいるが、多くは生活費が極めて高い地域には居住しておらず、自動車販売店のような中小規模の事業を展開していると同氏は指摘した。